結婚は、誰にとっても大きな節目です。
それは、男性も同じですが、女性は特に結婚に迷いや不安が生まれたり、心配事が突然出てきたりすることも多くあるのではないでしょうか?そんな結婚に関しての心の「迷い」を確認しながら、軽く出来るポイントも一緒にご紹介していきます。
- 結婚に迷いはありますか?
- 「迷い」と「マリッジブルー」の違い
- 「迷い」は「後悔」と結びつくことがある
- 結婚と恋愛は違うという話
- 結婚に迷いが生まれる原因のお話
- 結婚への迷いをチェックすることの利点
- 迷いのチェックポイント①自分の中に迷いの理由がある
- 迷いのチェックポイント②やり残したことがある
- 迷いのチェックポイント③自分の意志で結婚を決めた
- 迷いのチェックポイント④何でも話せる2人である
- 迷いのチェックポイント⑤焦りではない
- 結婚の迷いを解決する方法
- ノートに想いを書き出してみる
- 自分の気持ちを見つめ直す
- リラックスする時間を作る
- 素直に自分の気持ちを話してみる
- 覚悟を決める
- 結婚への迷いは女性だけじゃない!?
- 結婚に迷いは禁物!自分の気持ちに素直になる
結婚に迷いはありますか?
突然の質問ですが、心の中に結婚への迷いはありますか?恋愛期間が長くなっているカップルに限らず、どのカップルも付き合っている内に一度は考えたことある「結婚」ですが、結婚は人生に1度の大きな節目です。しかし、人間の心は移ろいやすく結婚前になると不安や迷いが不意に襲ってきたりすることもあります。今回は、結婚に迷った時のチェックポイントや対策のポイントなどをお届けします。
「迷い」と「マリッジブルー」の違い
最初に見ていくのは、「迷い」と「マリッジブルー」の違いです。一見同じことのように見えますが、この2つには微妙な違いがあります。
迷いとは?
迷いとは、心が乱れて判断がつかない状態を指します。大きな決断をする時や何かを選択する時に色んなことを考えることで、とちらにしたらいいのか自分の気持ちや選択肢がわからなくなることで生じます。
マリッジブルーとは?
マリッジブルーという言葉は、よく耳にする方も多いと思います。これは、結婚前に急な不安やストレスに刺激を受けて、気持ちが落ち込んだり、ネガティブな感情が芽生えてしまう状態のことです。先ほどお話しした「迷い」は、マリッジブルーの中の1つの感情です。マリッジブルーとしてひとまとめにして考えられますが、結婚前の女性が悩まされる可能性のある症状です。
「迷い」は「後悔」と結びつくことがある
迷いを後々まで引きずり、「後悔」に変わることがあります。人が迷ってしまう理由に「選択肢の多さ」がありますが、結婚の時のタイミングだけではなく、人生の中でさまざまなことを選択するポイントがやってきます。今は、情報が飛び交う時代、私たちの頭や心の中もこの状態です。
この場合の情報は、生まれてきてから今までで体験してきた感情や経験によるものです。Aを選択したのはいいけど、よく考えたらBの方がよかったと「後悔」します。特に、結婚という決断は、自分の中でも大きく重大なものです。それを迷いがあるうちに答えを出すよりも自分の迷いを1つ1つ解決していくことが先決です。
結婚と恋愛は違うという話
「結婚と恋愛は別物だ」という話しをよく耳にします。この部分のお話も少しお届けしていくことにしましょう。
恋愛は「今」を見る、結婚は「未来」を見る
恋愛をしているカップルは、2人の時間やお互いへの想い、デートなどを現在の時間や空間を楽しみながら過ごしています。それが、結婚となると「今」だけを考えるのではなく、「将来」を見据えて2人で協力しながら築いていくものが増えていきます。今の2人の時間というくくりではなく、未来の2人の人生というくくりという視点に切り替えていく必要があります。
恋愛は「2人」、結婚は「家族」
恋愛中は、2人それぞれのことだけを考えて過ごせばいいのですが、結婚になると家族という1つのチームを作っていくことになります。そこには、子供たちが加わったり、チームが拡大していくことがあります。自分たちの要望が募ったとしても時と場合によっては、我慢しなければならないこともあるでしょう。恋愛は、自分本位や相手と2人本位で物事を考えればよかったことが、家族本位に変化していきます。
恋愛は「メリハリ」結婚は「生活」
恋愛中は、カップルが別々で暮らし、お互いの会いたい時に会ったり、刺激を求めるカップルもいます。一方結婚は、生活なので2人で一緒に住み、刺激よりも安心を求めるようになります。結婚すれば、男性は仕事に行ったり、女性は家庭に入ったり、または仕事をしているカップルもいるでしょう。それぞれで色んな生活スタイルがありますが、自分の生活スタイルのみならず相手の生活スタイルも尊重する必要が出てきます。
結婚に迷いが生まれる原因のお話
恋愛を楽しんできたカップルが、結婚を決断する時に決断に「迷い」を生じるポイントとなる原因は必ずあります。迷いを確認することも大切ですが、その迷いを結婚前に明確にするため、迷いのヒントを得て、把握しておくことも大切になってきます。
迷いの原因は「環境変化への不安」から生まれる
結婚をすると、恋愛をしてカップルと言われていた時の全ての環境に変化が起こります。2人での生活、共に過ごす時間、食事、掃除、洗濯などの家事や自分に使える時間も少なくなってしまうことだってあります。それは、女性に限ったことだけではありません。しかし、結婚前の自由な生活に名残惜しさがあったり、結婚後のライフスタイルに不安を覚えることも迷いが起こるポイントの1つです。
迷いの原因は「相手への不安」から生まれる
私たちの認識内では、「結婚=重大なこと」という理解があります。恋愛というと、少し気楽なイメージですが、結婚の「結=結ぶ」。これはお互いの関係を築くこと、そして「婚」は、夫婦の縁という意味があります。そのため、結婚はお互いの関係と夫婦としての絆を築いていくことと捉えることが出来ます。そう考えると、人生を一緒に歩んでいく相手はとても大切です。さらに、結婚前は、心の状態がとてもデリケートなので、相手に対しての少しの不安や心配などで迷いが生まれることがあります。
迷いの原因は「結婚後の生活不安」から生まれる
生活をするためには、結婚前にも結婚後も変わらず「お金」は必要です。食費、光熱費、家賃など恋愛中の時は、自分の生活だけを考えて自由にやりくり出来た費用が、結婚すると2倍になったり、家族が増えるとさらに増えてきます。男性がやりくりしているカップルもいますが、大抵は女性の役目になることが多いです。今は、結婚してもお互い働いているカップルもいるので、もしかしたら然程大きな原因になるとはいえませんが、結婚を迷う理由としてポイントになる場合があります。
結婚への迷いをチェックすることの利点
先ほども触れましたが、迷いという感情は、それが溜まると不安感を生み、そのままにしておけば後悔や考え過ぎて自分の心まで弱くなっていきます。そのため、迷いを見つめてチェックしていくことはとても大切です。その利点は、2つあります。
迷いを見つめることで心が軽くなる
迷いを無視するのではなく、それに対して面と向かって対峙することで、心のしこりが少しずつ解れてふとした時に軽くなります。迷いを見つめるということは、それを受け入れて認めるということです。こうやって、迷いのしこりをほぐして、自分の心を解放してあげることが出来ます。
迷いをチェックすることで解決策が見つかる
迷いをチェックすることで、おのずと解決策や違う方向から物事を見ることの出来る視点が見つかります。迷いの原因やパターンをチェックしたら、あとはその解決策に従いながら、癒してあげるだけです。
迷いのチェックポイント①自分の中に迷いの理由がある
先ほども触れましたが、「迷い」があるということは、何らかの理由があります。今の結果がある裏側には、必ずその結果になった原因となる出来事があると言われています。今回の「迷い」も同じです。自分の中に何か引っかかりがあるからこそ迷いが生まれ選べなくなります。そのため、迷いの断片だけでなく、奥にある原因を見る必要があるのです。後ほど、その原因を突き止める方法もご紹介します。
迷いのチェックポイント②やり残したことがある
やり残したことや思い残したことはありませんか?男性も女性も人間です。心に思い残したことがあると、それが心のシコリとなり、迷いのループに入ってしまいます。ここでは、主に2つの「心残り」となりうることを挙げていきます。
仕事や目標への心残り
仕事にやりがいや誇りを持っていたり、夢や目標を持っている女性は少なくありません。今やっている仕事に面白さややりがいを感じているとそれが楽しくて、思わず没頭してしまいます。それと同時に、その時間に重要点を置くので、必要な時間になります。そして、夢や目標の場合もワクワクや心が高鳴る気持ちを感じているので、他のことに気が行かなくなる人もいます。それを急にやめなくてはいけないとなると「迷う」原因になる可能性があります。
遊びたいという気持ち
自分の中に遊びたいという気持ちがある場合も心残りです。結婚をすると女性の中で色んな部分がガラッと変わります。自分の時間も限られてくるので、独身の時のように遊べなくなります。気軽に友達とのランチや時間に関係なく夜まで遊んだり…その寂しさを感じることで迷いとなるケースもあります。
迷いのチェックポイント③自分の意志で結婚を決めた
結婚を決めた時、自分の意志で結婚を決めていますか?結婚を決断する理由は、男性と女性で違うことがあります。一緒にいたい、守っていきたい、一生寄り添って行きたいなどさまざまな理由がある中で、女性には、両親に孫の顔を見せたいから早く結婚を決めたり、両親を安心させるために結婚するという方もいます。そうなると義務的な結婚になってしまうので、後々にその想いにがんじがらめになる可能性があります。
迷いのチェックポイント④何でも話せる2人である
何でも話せるとは、お互いを信頼し、長所も短所も理解しているかは、一緒に生活するにあたって大切です。全てを今理解しているということは、難しいかもしれませんが、一緒に過ごしていく上で新たな一面もたくさん見るでしょう。そこで、ケンカになることだってあります。そんな時もお互いに気持ちを尊重しつつ、自分の思いを伝えられる強い絆を築いていくステップでもあります。
迷いのチェックポイント⑤焦りではない
女性が気になる部分の1つに年齢があります。今は、結婚を決める年齢がだんだん遅くなっています。その反面、年齢を気にして結婚を焦る方もいます。もし、自分の中にその節があるなら一度改めて考えてみて下さい。結婚は、「焦り」の感情から決めたり、するものではありません。相手と一緒に人生を歩んで、家族を築いていきたい…何より自分のために、自分の意志で決めることです。
結婚の迷いを解決する方法
チェック出来たら、次はその迷いを少しでも軽くしたり、解決する方法です。全ての人に効果があるというわけではありませんが、是非、1度試してみて下さい。
ノートに想いを書き出してみる
この方法は、迷いが生じた時だけに限らず自分に処理しきれない感情やちょっと嫌な感情が生まれた時にも活用出来ます。頭の中で考えるだけでは、わからなかったこともノートに書き出しながら掘り下げていくことによって頭や心の中が整理されて、答えが見えてきます。やり方は、とても簡単です。自分が迷っていることを「ダメ」だと考えずに受け止めて、そこから「理由は?」という形で突き詰めて行きます。
自分のお気に入りのノートやペンを揃えるのもGOOD
自分の気持ちを書くためのノートを選ぶ時も普通のノートでもいいですが、どうせならお気に入りのノートを使いたいものですよね?自分のお気に入りのノートとペンを用意して自分の気持ちを掘り下げてみましょう。
自分の気持ちを見つめ直す
先ほどのノートに書くということも少し似ていますが、自分を適度に見つめ直すことは、恋愛中のカップルにおいても大切です。パートナーとの絆や自分を成長させる良い機会になります。迷いの原因は、外にではなく、自分の内にあることが多いです。自分にどんな感情が生まれているのかチェックしてみましょう。
就寝前がオススメ
お風呂やスキンケア、ボディケアなども全て済ませて、部屋着に着替えてリラックスした状態で行うのがオススメです。自分の中だけに神経を集中させて行います。ノートとペンを用意して、1日の終わりに行ってみて下さい。
リラックスする時間を作る
私たちの中には、自律神経という神経があり、交感神経と副交感神経の2が存在します。人の心は、不安や心配、恐怖に苛まれている時は、2つの自律神経の中でも交感神経が優位な状態にあります。そのため、疲れたり、どよーんと心や身体が重かったりします。それを副交感神経を優位な状態にしてあげると気持ちがほぐれてリラックス状態になれます。いくつか方法があるので、不安が募った時はもちろん、自分の心が重いなと感じた時にやってあげてみてください。
アロマキャンドルを焚いてみる
アロマキャンドルは、香りでリラックス効果をもたらしてくれるのはもちろん、キャンドル自体に私たちの心を癒してくれるポイントがあります。それは「炎」です。キャンドルの炎は、不規則に動き、オレンジの温かい光を放ってくれます。このゆらぎを「1/fゆらぎ」といい、自然界の川のせせらぎや木の葉のざわめき、風の動きなども同じです。さらに、人間の心臓の鼓動とも似ているといわれており、心を落ち着かせてくれます。オススメのアロマキャンドルをいくつかご紹介していきます。
サンダルウッドは、心のざわめきを落ち着かせてくれる効果があります。神経が興奮している時にオススメで、不安を解消し、自分の本質の部分と向き合わせてくれるといわれているので、ピッタリのアロマです。しかし、妊娠初期は避けた方がいいとされています。
セージは、古代から有名なハーブです。悲しい気持ちや落ち込んだ心を浄化して、気分をスッキリさせてくれます。ローマンカモミールは、キク科の可愛らしい花です。自分を見失った時や不安、心配が募った時に焚けば、その気持ちを和らげてくれます。
温かい飲みものと共に…
温かい飲み物には、血液の循環を良くして心にホッと安心感をくれます。関節や筋肉も緩むので、緊張感がほぐれてリラックスさせてくれる効果があります。
1つめは、ココアです。ココアには、血管を拡張してくれる成分が入っているため、血液の流れをさらにスムーズにしてくれます。ポリフェノールも豊富で、美肌効果も期待できます。
2つめは、生姜湯です。生姜湯は、身体を温めてくれる代表でもある生姜湯です。血行を促進し、身体も心もポカポカにしてくれます。生姜の味とはちみつの柔らかい甘さがマッチして就寝前に飲んだり、リラックスしたい時に飲むのもオススメです。
素直に自分の気持ちを話してみる
迷いや不安、心配な気持ちが生まれたら1人で無理に抱え込まず、誰かに打ち明けたり相談してみてはいかがでしょうか?自分1人で抱え込んでいるだけでは、解決するどころか気持ちがどんどん閉ざされてしまい、重たくなってしまうこともあります。迷っている自分に対して、卑屈にならず、周りの人を頼ってみましょう。
パートナーに自分の気持ちを話してみる
1人目は、パートナーです。迷いを抱えたままずっといるよりも何を迷っているのかが自分の中で明確になったら、パートナーに素直に話してみて、一緒に乗り越えて行きましょう。相手に悩みがある状態は、パートナーはすぐわかったりするものです。大好きな人の暗い表情を見るよりも素直に打ち明けて頼るという方法も1つです。
結婚してる友達に相談してみる
2人目は、友達です。頼るべきはやはり同性であり、長年一緒に過ごしてきた友達です。それも結婚している子に、プロポーズされた時の心情や結婚生活の色々な話しを聞いたり、今の自分の気持ちを相談してみるのです。友達は、あなたの幸せを心から願っています。そして、客観的に見てくれる心強い味方です。結婚する前、結婚してからの色んな心模様をリアルに聞けるかもしれません。
お母さんに話してみる
3人目はやはりお母さんです。生まれてから今まで、たっぷりの愛情を注いで育ててくれた大きな存在であり、結婚前の気持ち、結婚生活などたくさんの経験を積んできた大先輩でもあります。心が通っているからこそ、心をオープンに自分の素直な気持ちや先輩としてのアドバイスもくれると思います。ご両親は、どこまででも自分の見方でいてくれます。
覚悟を決める
結婚を申し込まれた時、自分の中でOKという直感が働いたら、考える前に決断する方法もあります。人は、考えれば考えるほどマイナスな方向に思考を巡らせてしまい、迷路に迷い込んでしまいます。ここで、少し心理のお話をしますね。
覚悟を決めるとは…「直感に従う」
直感は、突然閃いたり、ふと頭に浮かびます。私たちは、意識と無意識の中で生きています。直感は、意識の入り込まない所からフワッと沸き上がります。だから、理由なんてありません。なんとなくということが多いです。一方、迷いはたくさん考えたあげく、有り余り過ぎた考えが邪魔をして、自分の本当の気持ちを隠してしまいます。自分の直感を鈍らせます。そのため、迷ってしまう前に、自分の今の気持ちに従い、決断をする方法も1つというわけです。
結婚への迷いは女性だけじゃない!?
迷いやマリッジブルーは、女性だけの心理状態ではありません。男性もさまざまな理由で悩み、葛藤することがあります。
経済面での不安
男性は、結婚すれば1人だけでなく、一家の大黒柱となります。家族の生活を支え、仕事を頑張り、経済的な面でプレッシャーを受けます。女性よりも経済面に関してのプレッシャーは、大きいのです。そして、仕事に没頭するだけでよかった生活スタイルが家族との両立もしなければいけないので、そこに不安を感じる方もいます。
独身時代への名残
独身時代は、男性は特に自分の思うままに動いたり、時間の使い方も自由です。しかし、結婚すると家庭が出来るので、時間や自由にも制限が出来ます。仕事をして稼いだお給料も自分のためだけでなく、家族のために使うことが増えていきます。
結婚へのイメージが出来ない
男性は、女性に比べて結婚に対してのイメージがなかなか持ちにくい傾向にあります。女性は、結婚式というとワクワクしたり、ウキウキしたり嬉しい気持ちになりますが、男性はこれからの生活の責任を担うプレッシャーがあったり、準備に追われて心にゆとりがなくなったりする人もいます。
結婚に迷いは禁物!自分の気持ちに素直になる
結婚は、2人の間で交わされる大切な約束です。それを家族や大切な人たちの前で宣言し、最後まで寄り添って生きて行くという決断でもあります。自分の気持ちに向き合って幸せいっぱいで素敵なお二人の幸せを祈っております。
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