「毎日同じことの繰り返しで充実感を感じることができない」という人はいませんか。
充実感がない人生は味気なく、そのような生活を送るのは非常にもったいないです。今回は、充実感を得ることができない人の心理や特徴、充実した幸せな人生を送るための方法を解説します。
充実感は人生を幸せにするスパイス
「仕事にやりがいがなく、人生に充実感を感じることができない」「毎日同じことを繰り返すだけでつまらない」と感じてはいませんか。
充実感が無い人生は、非常に味気ないものです。
反対に、人生が充実感で満ちていると、前向きで活き活きとした人生を送ることができます。
充実感は、人生を幸せにするスパイスになるのです。
そもそも「充実感」とはどのようなもの?
充実感という言葉には「心が満たされている、満ち足りているという心情」という意味があります。
主に、「嬉しい」「楽しい」という感情で心が満ちている状態を指しますが、必ずしもポジティブな感情だけが充実感を生むわけではありません。
例えば、目標に向かって努力をしている最中に壁ぶつかり、前に進むことができずとても辛く苦しい思いをしたとします。
その「辛い」「苦しい」といった感情に対して、充実感を覚える人もいるのです。
充実感が感じられない人の特徴とは?
「自分はどうして充実感を感じることができないのだろう?」と悩む人も多いでしょう。
ここでは、人生の中で充実感を感じることができない人の特徴を説明します。
目標がない
充実感が感じられない人の特徴として、「目標がないこと」が挙げられます。
目標がないと、毎日の生活をなんとなくで過ごしてしまいがちです。
そのため、物事に本気で取り組むことがなく、心が満たされにくいのです。
物事に対して受け身である
「物事に対して受け身であること」も、人生の中で充実感を得られない人の特徴と言えます。
充実感は、自らの行動の過程や結果によって生まれます。
しかし受け身の人には、「自分がやりたいから行動する」ではなく「指示をされたから行動する」という人が多いです。
そのような行動原理では、日々の生活の中で充実感を得にくくなってしまうでしょう。
後回しにする理由を作る
充実感を感じることができない人の特徴の1つとして「後回しにする理由を作ること」が挙げられます。
「今は少し疲れているから明日やろう」「納期が遠いからこの仕事は今やらなくても大丈夫」と考えていませんか。
そのような考えをしていると、日が経つにつれて「やらないといけない」と感じるようになります。
もちろん、仕方のない理由で後回しになってしまうのは問題ありませんが、充実感を得るためには「今やれることは今やる」と考えて行動することが大切です。
仕事にやりがいを感じていない
「仕事にやりがいを感じていないこと」も、充実感を得られない人の特徴です。
「仕事にやりがいはないが、仕方なく行っている」というように、やりたくないことを仕方なくやっている状況では、充実感を感じにくくなってしまうのも当然でしょう。
忙しすぎる
充実感を感じることができない人の特徴に「普段から忙しすぎること」が挙げられます。
充実感は、心に余裕があるときにほど得やすいものです。
あまりにも忙しい日々を送っている人は、やりがいや充実感を得る暇もなく、毎日を乗り切るだけで精一杯となってしまうでしょう。
充実感を感じられない人の心理とは?
人生の中で充実感を得られない人は、どのような考えを持っているのでしょうか。
ここでは、充実感を得られない人の心理を5つ紹介します。
物事に取り組むことを面倒と考えている
「物事に取り組むことが面倒だ」という心理がある人は、充実感を得にくい傾向にあります。
先ほどもお伝えしたように、充実感は自らが行った行動の過程や結果によって感じることができるからです。
面倒という心理の中で行動を行っても、「単にこなしただけ」という結果になってしまいます。
そのような状態では、充実感を得にくいでしょう。
夢中になる事が格好悪いと思っている
「努力は人に見せたくない」「努力は格好悪いものだ」と考えてはいませんか。
人はがむしゃらになって物事に取り組むことによって、充実感を得ることができます。
しかし、「努力なんて格好悪い」という心理がある人は、がむしゃらに物事に取り組むという経験ができません。
もちろん、がむしゃらになることがすべてではありませんが、時には取り繕わずに全力で物事に取り組むことも大切です。
嫌いなものには触れたくないと思っている
「できるならば嫌いなことはしたくない」という心理がある人は、充実感を得る機会を逃している可能性があります。
充実感を得るためには、様々な価値観に触れることが大切です。
「苦手なイメージを持っているがとりあえず一回やってみよう」という考えは、新しい価値観を見いだし、心が満たされるきっかけになります。
嫌いと思ったことには触れたくないという考えのままでいると、価値観を広げる機会が少なくなり、充実感を得にくくなってしまうのです。
ネガティブ思考
「私はダメな人間だ」「やりがいなんて求めても無駄だ」と普段からネガティブな考え方をしている人は、充実感を得ることが難しいでしょう。
そのような思考は、行動にも反映されます。
「失敗をするのが怖い」「迷惑をかける」といった心理から、自分のやりたいことができず、心が満たされなくなってしまうのです。
変化がない生活がいいと思っている
「変化のない人生を送りたい」という心理がある人も、充実感を得にくいでしょう。
「安定した生活をする」という考えは非常に良いことですが、新しい刺激を得る機会が少なくなってしまいます。
新しい刺激がきっかけで心が満たされることもあるため、時には変化を好んで行動し、外部からの刺激を受けることが大切です。
充実感を感じられるメリットとは?
「充実感なんて感じなくても良い」と思ってはいませんか。
しかし実は、充実感を感じることで、様々なメリットを得られるようになるのです。
ここでは、充実感を感じるメリットを3つ紹介します。
物事に積極的になれる
充実感を感じている人は、物事に対して積極的になりやすいです。
一度心が満たされる経験をすると、「またこの感情を味わいたい」「自分でもやればできるんだ」という感情が生まれます。
成功体験によって前向きな気持ちになり、普段から積極的な行動ができるようになるのです。
そして、積極的な行動を行うことによって、さらに充実感を得られるようになるでしょう。
日々のやる気が上がる
充実感を感じている人は「目標に向かって全力をこなそう」「もう一度成功体験を味わいたい」という気持ちが湧いてきます。
そのように日々のやる気が上がることも、充実感を感じるメリットの一つです。
やる気を持って毎日の生活を送ることで、いつも以上に仕事や勉強にもやりがいを感じられるようになります。
その結果、仕事や勉強の成果が出やすくなり、さらに充実感を味わうことができるでしょう。
表情が活き活きとする
充実感を感じている人は、表情が活き活きとしています。
なぜなら、思考そのものが前向きになりやすいためです。
そして、活き活きとしている表情は周りの人から良い印象を持たれやすく、人が集まってきます。
周りに人が集まってくることが影響して、さらに前向きで充実した日々を送ることができるでしょう。
充実感を感じるためにすべき方法とは?
それでは、充実感が無い人が変わるためにはどうしたら良いのでしょうか。
ここでは、充実感を感じるための方法を8つ紹介します。
物事を肯定的に捉える
「今回の失敗でまた一つ学んだ」のように物事を肯定的に考えることは非常に大切です。
ネガティブな人は失敗などをした際に「もうだめだ」と行動を止めてしまいます。
行動を止めてしまっては充実感を得ることはできません。
何があっても自分に対して否定的にならずに、前向きに行動することによって物事の成功体験に繋がり、充実感を得ることができるでしょう。
新しいことに挑戦する
「新しいことに挑戦する」ことは、充実感を得るための行動として非常に有効です。
新しいことに挑戦すると、今まで感じたことのない刺激ややりがいを味わうことができます。
その結果「新鮮で楽しい」といった感情が生まれ、心が満たされるでしょう。
また、新しい価値観にも触れるため、自分の視野も広くなります。
その結果人生への向き合い方が変わる可能性もあるのです。
人生の目標を作る
「目標に向かって行動している時」は充実していると感じる瞬間の1つです。
そのため、まずは自分の中での人生の目標を作りましょう。
例えば「今度のプレゼンを成功させる」や「営業成績を上げる」などといった仕事上のことが例に挙げることができます。
他にも、「筋トレを続ける」「自炊をする」のような生活の中での小さいことでも構いません。
設定した目標を達成したり、目標に向かって行動している時に、嬉しさや楽しさなどの感情が心を満たすでしょう。
まずは行動してみる
「考える前に行動してみる」という考え方は、特に消極的な性格が原因で充実感を感じられない人におすすめな方法です。
消極的な人は「行動した結果どうなるか」を考えてしまいます。
計画的で堅実な考え方とも言えますが、「考えた結果リスクを取れずに行動しない」という場合が多いです。
時にはリスクを恐れずに、まずは行動してみるという考え方をすることによって、新しい刺激や価値観が見つかり、充実感を感じることができる場合もあります。
上手に気分転換を行う
充実感を味わうには適度な余裕が必要になります。
もし、余裕がなく人生を生きるだけで精一杯の状況では、行動が義務的になってしまいがちなのです。
そのため、時には趣味や旅行などに没頭し、気分転換を行うことが大切です。
気分転換によって心に適度な余裕を持たせることによって、心を満たす感情が湧きやすくなるでしょう。
自分を褒める
「自分を褒める」ことは充実感を感じるためには大切な行為です。
「毎日仕事に行っている自分は偉い」「資格に向けて勉強している自分は偉い」のように、自分自身に声掛けをしましょう。
自分を褒める行為を続けると、ポジティブで前向きな気持ちになってきます。
そのような気持ちは実際の行動にも影響し、心を満たす感情に出会えるきっかけになります。
特に「ネガティブ思考」な人におすすめの方法です。
固定概念を捨てる
充実感を感じるために「固定概念を捨てる」という考え方は非常に有効です。
「普通ならやらないよね」「こうするのは当たり前だよね」という考えが自分の行動の幅を狭めてしまっています。
当たり前と思っている事にでも疑問を持ち、時には当たり前を捨てて斬新な考えをすることも大切です。
固定概念を捨てた結果、新しい価値観に出会えて人生の見方が変わる場合があります。
物事をやりきる
充実感を感じるために大切なのは「物事を最後までやりきる」ということです。
充実感の多くは、「物事行う過程」と「物事をこなした結果」に付いてきます。
しかし、最初から「最後までやりきらなくてもいいや」という気持ちを持っていると、物事を行う過程の充実感を感じることはできないでしょう。
物事を途中で諦めてしまう癖がある人は、「最後まで取り組む」と心に決めて行動してみてはいかがでしょうか。
充実感を得ることで人生を幸福に感じられる
充実感を得ることで人生を幸福に感じることができます。
充実感とは、自分の心が満たされた状態です。
そして、毎日の行動や考え方の一つを変えるだけでも、「嬉しい」「楽しい」「苦しい」といった自分の心を満たす感情が生まれてきます。
そのような感情が心を満たすと、今まで味気なかった人生も魅力的に感じられるでしょう。
充実感を得ることができない人の特徴を排除して、充実感に繋がる行動を積極的にとってみてはいかがでしょうか。
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