もしも幸福度のような指数があるとしたら、自分は現在グラフの一番底にいるだろうと感じている人は、そのどん底状態からどのようにして這い上がれば良いのでしょうか。
ここでは、
- みんなが経験した人生のどん底
- 自己破産・借金から這い上がる方法
- 突然の失業から這い上がる方法
- 離婚・友人の裏切りから這い上がる方法
- どん底から這い上がるためにできること
をご紹介します。どん底な気分の時は「もう何も良いことなんてない」と気持ちが塞いでしまうばかりですが、それでも前を見ようと必死になっていれば状況は好転していくものです。負けずにとにかく頑張ることに集中してみてくださいね。
みなさんが経験した人生のどん底
まさに人生のどん底とは、具体的にどのような状態なのでしょうか。まずは、みなさんが経験した人生のどん底について見ていきましょう。
自己破産や多額の借金
多額の借金が残っていて、その債務を整理するために自己破産を申請するなど、お金にまつわるどん底は、実際にそのような状況になってみないと厳しさが分からないというものです。
常にお金という言葉や返済といったワードが頭の中に住みつき、返済のために金銭的な自由がなく、食べることにすら苦労してしまう。そのような状況は誰から見ても明らかに人生のどん底と言えます。
会社の倒産による突然の失業
何の前触れもなく突然会社が倒産し、それに伴って失業してしまい路頭に迷うことも人生のどん底ですよね。日々、しっかりと真面目に働いていたにもかかわらず、突然失業して収入がゼロになってしまうと、やる気も失せてしまいます。
車や住宅といった大型のローンを組んだ後に失業してしまうと、借金と失業のダブルパンチで何からしたら良いのかが分からなくなってしまうものです。
離婚や友人の裏切り
信じていた人からの裏切りは、人間不信になってしまうほど辛く、トラウマになる可能性もあります。具体的には結婚相手が浮気をしていたり、友人の連帯保証人になってその友人と音信不通になったりといったケースが挙げられます。
深く信じていたからこそ、裏切られたときの反動が大きく、精神的にも参ってしまいます。
自己破産や借金によるどん底から這い上がる方法
人生のどん底に落ちてしまった原因がお金にある場合には、どのような方法によってどん底から這い上がっていけば良いのでしょうか。とにかく、お金に困っている人は参考にしてみてください。
死ぬ気で働く
ただがむしゃらに働いてみるという方法もひとつの手です。副業をしないのであれば、本業を死ぬ気で働いて、残業を詰め込んでみるのも良いかもしれません。
もしも副業が可能であれば、働ける場所を探してとにかく動くように心掛けてください。一分一秒を惜しんで死ぬ気で働いていれば、いずれ光明も見えるはずです。
副業をすることのメリットは、お金の面で少しでも余裕が出てくるという点だけではありません。時間を持て余すこともなく、余計なことやマイナスなことを考えたりすることも減るのもメリットと言えます。
経済的に苦しかった原因を考える
なぜ経済的に苦しい状況に陥っているのかを冷静に考えることは、お金を稼ぐためにも、お金の使い方を知るためにも非常に重要です。
単純に自分が原因で使い込んでいたからなのか、それとも稼ぐ額が少なかったのか、無駄遣いはしていなかったかなど、原因を考えていきましょう。そして、這い上がっていくためにも経済的に苦しい状況を振り返るようにしてください。
弁護士と相談しながら手続きを進める
借金があまりに多額でどうしようもない場合、自己破産や債務整理という手続きをとれば、借金を減額させたりゼロにできたりします。
これらの手続きをとるためには、弁護士や司法書士などの有資格者に依頼する必要があります。債務のことで悩んでいる場合は、まずは弁護士に相談してみると良いでしょう。
突然の失業によるどん底から這い上がる方法
突然失業してしまった場合、どん底から這い上がるためにはどのような方法をとれば良いのでしょうか。仕事がない状態から社会へ復帰する方法についてご紹介します。
失業保険で最低限の収入を得る
雇用保険の被保険者になっていた場合、失業後に失業保険をもらうことができます。失業保険によって給付される金額は、それまでの月給や年齢などによっても異なるため一概には言えませんが、細々とならば食いつなぐことは可能です。
また、同時に失業保険を受け取れる期間についても調査しておく必要があります。ケースにもよりますが、およそ1年間は受け取れることが多いです。受給可能な期間をしっかりと調べて計画的に行動していきましょう。
転職活動に励む
どん底から這い上がって普段通りの収入に戻すためには、転職活動が必須となります。失業保険によって受け取れるお金も、それほど多いものではなく、期間という制限もありますので、その期間中に転職活動に励んでください。
企業へ就職することができれば、とりあえずはこれまでの生活と同じような日々が戻ってきます。また、転職のためにこの失業期間を用いて資格の取得を目指してみるのも良いです。転職活動やそのための勉強など、効率的に時間を使うように心掛けましょう。
就職と独立のリスクを検討する
失業してしまった機会を使って、独立について検討してみるのも良いかもしれません。就職と独立は、一見すると就職の方が低リスクのようにも感じられますが、会社が倒産するリスクもありますし、仕事を自由にしにくいといった面も考えられます。
一方で独立は、自由であることは確かなものの、経営ノウハウを持っておらず、利益が出せるようになるまでに時間がかかってしまうといった点がリスクとして挙げられます。就職することと独立することのリスクを検討して、今後の身の振り方を考えてみてください。
離婚や友人の裏切りによるどん底から這い上がる方法
裏切りにあって誰も信じられなくなってしまったり、精神的に辛い状況に陥ってしまったりした場合には、どのようにして切り抜けていけば良いのでしょうか。心を健康に保つためにできることをご紹介します。
落ち込む時期があることを認める
人生は右肩上がりに進むものではありません。所々で気分が下がってしまうこともあります。そういった落ち込む時期があることを認め、素直に自分の辛さを受け入れることで、気分もある程度落ち着くかもしれません。
前向きに考えれば、裏切るような人と縁を切ることができたとも捉えられます。人生を現在の一点だけで見るのではなく、俯瞰して見ると良いでしょう。
おいしいものを食べたり旅行したりする
気分転換のために休暇をとってみて、これまでできなかったことを思いっきり楽しんでみることも良いです。おいしいものを食べてみたり、行ってみたかったスポットに旅行をしてみたりなど、癒しが得られることを中心に行動してみてください。
どん底から這い上がるためにできること
どん底から這い上がるために、今すぐに取り掛かれることについて見ていきましょう。まず手始めにこれらのことを実践してみてください。
部屋を掃除する
部屋を綺麗に保つと心にも余裕が出てきます。よく使用する場所はもちろんのこと、普段は掃除できない所まで綺麗にしてみましょう。何から始めたら良いか分からない時こそ、まずは時間を有効活用できる掃除から始めてみてください。掃除に集中することでネガテイブなことを忘れられ、綺麗になった部屋をみて達成感を感じることもでき、前向きになれるのでおすすめです。
趣味に没頭する
何かに没頭している時間は思考がそれのみに集中するため、余計なことを考えなくて済みます。普段は家事や仕事で趣味の時間はなかなか取れないものですし、これからのことを考えれば何かを始めないといけないと心が急いてしまいますが、こういうときだからこそ、あえて趣味に没頭してみてください。
現状のいいことをひとつ見つける
心を前向きに保つために、現状で幸いなことをひとつ見つけてみてください。たとえば裏切られたのなら、そんな人と縁が切れて良かったといった考えでも良いです。失業したのなら、新たなことを始めるチャンスを得たといった考えもアリです。
不幸中の幸いという言葉通り、どん底と思われる現状にも何かいいことはあるものです。良かったことを考えて前向きになりましょう。
いまの経験が自分を成長させると考える
人生のどん底に落ちるという経験は、実は誰もができるというわけではありません。それは見方によっては貴重な経験とも言えます。この経験をきっかけに、自分を成長させられるという前向きな考え方が重要です。
過去の自分を許す
自分が過ちを犯してどん底に落ちたのであれば、過去の自分を許せずにいるかもしれません。這い上がるためには、過去は過去、今は今と割り切る必要があります。今の自分の行動次第で過去の自分も許せるようになると前向きな気持ちを維持してみましょう。
まとめ
人生のどん底から這い上がるためには、心を前向きに維持することが大前提として必要となります。方法論だけではとても片付けられませんので、その点に注意して努力を重ねていきましょう。
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