エニアグラムのタイプ3の人は、自らのステータスと目に見える成果を求める「達成者」です。
あなたの周りにも結果を出すためにできることを何でもやり、結果に拘る人はいませんか?この記事ではエニアグラムのタイプ3の人の特徴・長所・短所・恋愛や仕事の傾向と相性を紹介します。
エニアグラムタイプ3の人は「達成する人」
エニアグラムのタイプ3の人は「達成する人」です。 どんな物事にも果敢に取り組み、難しいことでも「自分はできる」「やればできる」と信じて、達成できるまで諦めずに行動を続ける人です。「カリスマ」タイプとも言われていて、自ら明確な目標とその目標を達成するための計画を作り上げて、それを確実にこなしていくことで「達成」を目指します。 この記事ではそんなタイプ3の人の性格・仕事や恋愛の傾向などの他に、状況やサブタイプがつくことによって変わるタイプ3の様々な特徴についても紹介していきます。
エニアグラムタイプ3の人の基本的な性格は?長所や短所も!
この見出しではエニアグラムのタイプ3の人を更に深く掘り下げてみてみましょう。 ここでは目標達成のために努力を怠らないタイプ3の人の基本的な性格と、そこから考えられるタイプ3の人の長所と短所をそれぞれ見てみます。
タイプ3の性格の特徴
まずはエニアグラムのタイプ3の人の基本的な性格を見てみましょう。 タイプ3の人は「達成者」で、自分他が設定した目標のためには妥協せずに、あらゆる手段を講じます。また自分ひとりではなく周りの人も巻き込むため強力なリーダーシップを発揮します。
人一倍向上心が強い
エニアグラムタイプ3の人の1つ目の特徴は、「人一倍向上心が強い」ことです。この見出しの冒頭でも紹介したとおり、タイプ3の人は目標達成のために積極的に行動を起こす人です。 そのため、誰よりも強い向上心を持っていて、より確実に目標を達成するために必要な努力は怠らず、いつまでも自己成長を続けられる人です。そのため、年齢を重ねた時も周りの人から若々しい印象を持たれることが多くなります。
情熱的に振る舞う
エニアグラムタイプ3の人の2つ目の特徴は、「情熱的に振る舞う」ことです。目標達成に向けて高いモチベーションで取り組無事ができ、周りの人にもその雰囲気を共有することができます。 その情熱は自分ひとりで行うことについてはもちろんですが、チーム全体で取り組むべき物事についても、チーム全員でその目標を達成するために情熱的に振る舞い、達成への期待感を作り上げていきます。
なんでも人より高い結果を出そうとする
エニアグラムタイプ3の人の3つ目の特徴は、「なんでも人より高い結果を出そうとする」ことです。人より劣ることを極端に嫌い、人よりも高い目標を設定してそれを確実にこなそうとします。 タイプ3の人が自分らしくいられる瞬間は人よりも高成果に向けて行動している時と、それを達成して周りの人から一目置かれている時です。その状況を作るために誰よりも沢山行動して高い成果を生み出そうとします。
明確に目的・目標を設定してから行動する
エニアグラムタイプ3の人の4つ目の特徴は、「明確に目的・目標を設定してから行動する」ことです。タイプ3の人にとってはただ高い目標を設定して努力するのではなく、目標達成の「確実さ」も一つの重要な価値観です。 そのため、自分で目標設定をするにしても、周りの人から与えられた目標にしても、それを確実にこなせるかどうかを考えたり、その目標を確実に達成できる方法や計画を考えてから行動します。
仕事が大好き
エニアグラムタイプ3の人の5つ目の特徴は、「仕事が大好き」なことです。仕事で大きな結果を出すことに強い興味もをっていて、それを実現する過程を楽しんでいるため、「仕事人間」になる傾向があります。 また、仕事で結果を出すことは「ステータス」を手に入れることにも繋がります。人から認められる・人の上に立つ・人をマネジメントできるといったステータスを手に入れることにつながるので、その状況を作り上げるために仕事に没頭するようになります。
ステータスを重視する
エニアグラムタイプ3の人の6つ目の特徴は、「ステータスを重視する」なことです。前の見出しでも紹介したとおり、タイプ3の人は人から注目されたり一目置かれるような「ステータス」に重要な価値を感じています。 ある意味そのステータスを手に入れるために、情熱的に物事に取り組み、誰よりも高い結果を出そうと努力を重ねたり、確実に目標達成できる計画を作ろうとします。
仕事のスピードを重視する
エニアグラムタイプ3の人の7つ目の特徴は、「仕事のスピードを重視する」ことです。仕事で人一倍の成果を出すためには、誰よりも沢山仕事をして人一倍の結果を出すことが必要です。そのことを他のどのタイプよりも意識しているのがタイプ3の人です。 また、タイプ3の人は行動を始める前に綿密に行動計画を練っているため、動き始めた時には「後はやるだけ」という状況になっているので、どれだけの「量」をこなせるかが自分のせいかに直結するので、スピード感を求める傾向が強くなります。
タイプ3の長所
次に、タイプ3の人の長所を見ていきましょう。 「達成」や「ステータス」を意識することによって、それがその人の強みとなっている部分を紹介します。
目標達成のためには妥協しない
エニアグラムのタイプ3の人の1つ目の長所は、「目標達成のためには妥協しない」ことです。タイプ3の人は人に注目されたり一目置かれるためにすべきあらゆることをこなそうとします。 その行動量や仕事の成果に対する妥協はなく、普通の人が満足するところでもタイプ3の人は全く満足せず、より高い成果を出すために自分ができることを徹底的に行ない、自分で設定した目標を確実にこなそうとします。
強力なリーダーシップがある
エニアグラムのタイプ3の人の2つ目の長所は、「強力なリーダーシップがある」ことです。タイプ3の人はチームメイトや部下を持って仕事をこなす時にも、チーム全員で目標達成することを考えています。 チームで確実に目標を達成するためには、チームのモチベーションを高めて達成への期待感を自ら作り出して士気を高めようとするので、強力なリーダーシップを発揮することができます。
強い闘争心・競争心で高い成果を出せる
エニアグラムのタイプ3の人の3つ目の長所は、「強い闘争心・競争心で高い成果を出せる」ことです。この長所はビジネスやスポーツなど、競合他社や対戦相手以上に勝つことや上回ることが求められるシーンで非常に良い特徴となります。 タイプ3の人は「勝つこと」や「1位になること」を強く意識しているので、闘争心や競争心が強く、相手に圧倒的な実力差を付けて勝つことを目指し、それを実現するために必要なことを全てこなそうとします。
計画的な行動を取る
エニアグラムのタイプ3の人の4つ目の長所は、「計画的な行動を取る」ことです。タイプ3の人にとっては掲げた目標が「絵に描いた餅」になること無く確実にこなすことも重要です。そのためステータスや注目を得るために必要なことを、綿密に計画して実践しようとします。 つまり、行き当たりばったりな行動はせず、確実に結果を生み出す事ができるということで、それが評価されて仕事でも管理職者としての地位を得ることが多くなります。
行動力がある
エニアグラムのタイプ3の人の5つ目の長所は、「行動力がある」ことです。「達成」に必要なことは何でもこなそうとしますし、より確実により速く達成できる方法はないかと常に情報を探しています。また、その行動を誰よりも沢山行うことで高い成果を生み出します。 同じ時間内でもいかに効率よくこなすかを考えて、人よりもより高い成果を生み出す方法を考え、その方法を人よりも沢山こなすことで誰よりも高い成果を出し、周りの人から認められることを目指します。
ポジティブな空気感を作れる
エニアグラムのタイプ3の人の6つ目の長所は、「ポジティブな空気感を作れる」ことです。タイプ3の人は確実に目標達成するための計画を作り上げて、それお身をもって達成できる人です。 つまり自分の達成脳力に自信を持っており、その自信から周りの人に「上手くいく」という期待感を作り上げることができるので、チーム全体をポジティブな空気感にすることができます。
人一倍の仕事量をこなせる
エニアグラムのタイプ3の人の6つ目の長所は、「人一倍の仕事量をこなせる」ことです。 タイプ3の人は、誰よりも高い結果を出すことを第一に考えて仕事をしています。そのためには同じことをやっている人よりも多く行動をして、誰よりも沢山仕事をこなす必要があります。 そのことをタイプ3の人は理解しているため、任される仕事をすばやくこなすことはもちろん、その他に仕事の成果を高めることにつながるものを自分で考えて、より多くの仕事をこなしてくれます。
タイプ3の短所
次はタイプ3の人の短所を見ていきます。 「達成」や「ステータス」を意識しすぎた行動をとってしまい、最初に紹介した特徴が裏目に出てしまっているということを意識しながら読んでみてください。
仕事以外のことがなおざりになる
エニアグラムのタイプ3の人の1つ目の短所は、「仕事以外のことがなおざりになる」ことです。タイプ3の人は仕事で達成することに喜びを感じる人で、そのためにできることは全てやろうとします。 つまりタイプ3の人は「仕事人間」で、人生で最も大切なことは仕事で成果を出すことと考えています。しかし、そのせいで仕事以外のことに目が向かなくなり、友人・恋人・家族との関係については二の次になることがしばしばあります。
気持ちが強すぎて空回りすることがある
エニアグラムのタイプ3の人の2つ目の短所は、「気持ちが強すぎて空回りすることがある」ことです。「成し遂げたい」という意識が強くなるあまり、視野が狭くなって冷静に対処できなくなることがありるということです。 そうした状況で、一旦落ち着いて軌道修正できるようになれば問題ありません。しかし、経験が浅かったり自分自身のことをよく理解できていない場合には、自分を客観視することができずに負のスパイラルから抜け出せなくなることもあります。
結果のために手段を選ばなくなることがある
エニアグラムのタイプ3の人の3つ目の短所は、「結果のために手段を選ばなくなることがある」ことです。つまり計画が上手く行かなくなった時や当初の目標達成の雲行きが怪しくなると手段を選ばずに、なんでもやってしまうことがあるということです。 タイプ3の人が第一に考えていることは目標の達成とステータスを手に入れることです。それを手に入れることが難しくなってくると、なんとしてでも自分の願望を実現しようとして、あらゆる手段を講じるようになってしまいます。
自分の未熟さを受け入れられない
エニアグラムのタイプ3の人の4つ目の短所は、「自分の未熟さを受け入れられない」ことです。タイプ3の人が自分らしさを感じられるのは、自分が「有能である」ということや「人に勝っている」ということを感じられる時です。 自分の至らない点や未熟さを認めて、その克服のためにやるべきことをすれば、自己成長にもつながるものです。しかしそれができないため、人から自分の欠点や未熟さをはっきりと指摘された時に素直に受け入れることができず、頑固になってしまう傾向があります。
人を道具のように扱うことがある
エニアグラムのタイプ3の人の5つ目の短所は、「人を道具のように扱うことがある」ことです。チームで目標達成を実現できる可能性が低くなってくると、自分自身の至らなさを分かっていながらも、チームメンバーに強く当たるようになります。 それまで上手く機能していたチームに対しても、結果を出すために仕事量を無理やり増やしたり、チームメイトの意見を聞き入れずに自分の意志に従うように頭ごなしに命令することがあります。
自分よりも優れた人に強い嫉妬心を抱く
エニアグラムのタイプ3の人の6つ目の短所は、「自分よりも優れた人に強い嫉妬心を抱く」ことです。自分以上に結果を出す人が目の前にいることは、タイプ3の人が最も嫌うことです。 「自分が一番優れている」ということが証明されていない時には、自分以上の実力を持つ人に強い嫉妬心を抱くようになります。その結果、自分を見失って当初の計画から外れたことをし始めたり、チームメイトや部下を顎で使うようなことにもなってしまいます。
仕事の質が悪くなる
エニアグラムのタイプ3の人の7つ目の短所は、「仕事の質が悪くなる」ことです。タイプ3の人は誰よりも多く仕事をこなそうとするため、スピードを重視して仕事に取り組みます。 もちろんそれで質の高い仕事ができれば問題ありませんが、焦っている時や仕事がなかなかうまくいかない時には極端に丁寧さが失われてしまい、仕事の質が著しく低下してしまう傾向があります。
エニアグラムタイプ3の恋愛観は?
次は、エニアグラムのタイプ3の人の恋愛傾向を見てみましょう。 タイプ3の人の恋愛傾向は、仕事と同じようにステータスを気にしたり、物質的な充足を目指そうとします。その傾向が恋愛の中でどのように出てくるかを踏まえて読んでみてください。
タイプ3の恋愛の傾向は?
エニアグラムのタイプ3の人は恋愛にも「ステータス」などを求めるため、付き合う相手にはルックスの良さ・社会的なステータス・付き合った時に得られるわかりやすい特典などを求めます。 これは、「その人と付き合うことで周りがどう思うか?」ということを強く意識した傾向です。つまり、「あの人と付き合って・結婚してすごい」と周りから認められることがタイプ3の人が恋愛に求めていることだということです。 具体的に付き合う相手に求めることには、最もわかりやすい部分として見た目が良い男性や女性を好むことや、社会的に高い地位にいる人を選ぶといったことなどがあります。その他には仕事の能力の高い人・付き合うことで得られるわかりやすい特典(料理が上手・デートスポットに詳しい・お金持ち・夜の相性がいい)などをを求める傾向があります。
タイプ3の恋愛における注意点は?
タイプ3の人はステータスが手に入ったり目標が達成されると満足してしまいます。つまり周りから羨ましがられる人と付き合う・結婚することが決まるとそれで満足してしまい、その後長期的に良い関係を築くための努力を怠ってしまうことがあります。 もともと魅力を感じていた相手のルックス・ステータス・付き合うことによって得られる特典に興味がなくなったり、その特典が得られなくなることに気づくと、一気に相手への感情が冷めてしまい、交際相手に対して興味を持てなくなってしまいます。 その一方で、タイプ3の人自身が相手と長期的に良い関係を築いていくことを目標にすることができたり普段から意識できるようになると、継続的に交際相手・結婚相手に愛情を注いでくれるようになり、通常の恋愛・夫婦関係以上の関係を築くことができるようになります。
エニアグラムタイプ3の仕事関係は?
次はタイプ3の人の仕事における傾向を見てみます。 ここまでに紹介してきたとおり、タイプ3の人は「仕事人間」なので、仕事は非常に熱心に取り組みます。その傾向について改めて簡単に整理しておきましょう。
タイプ3の仕事の傾向
タイプ3の人は非常に熱心に仕事に取り組み、誰よりも高い成果を出すために努力を怠らず、確実に結果を出してくれます。 高い目標を掲げて、その目標を達成するための現実的な計画を考えることができ、一見達成が困難に見えるものでも、必要な努力をすることで達成の可能性を高めることができます。 そのため、会社や一緒に働く人にとっては非常に頼もしい人で、頼れる存在という印象を持たれることが多くなります。また、タイプ3の人自身も周りからそう思われることに自分らしさを感じ、その状況を継続するために継続的に努力を重ねてくれます。
タイプ3の適職
タイプ3の人の適職の特徴は人の上に立つ・注目される・ステータスが手に入るといったことが満たせる職業と言えます。 具体的にはコーチ・アナウンサー・教師・政治家・経営コンサルタント・証券外務員・経営者・タレントなどが考えられます。その他にもインスタグラマー・Youtuberなども注目を集めたりステータスが手に入るものとしてタイプ3が好む職業と言えます。 また、社内では人の上に立つ管理職者としての地位を与えられるとタイプ3の人の能力や良さが存分に発揮されます。そうした役職を与えられない場合は、プロジェクトのチームリーダーを担ってもらうことでその能力を発揮してもらうことができます。
エニアグラムタイプ3のストレス時と安定・成長期のタイプの変化は?
エニアグラムのタイプはその人がストレスを感じている時と、安定・成長している時でタイプが変わると考えられています。 ここではタイプ3の人がストレスを感じている時と、安定・成長している時にどのようにタイプが変わるかを確認していきます。基本として、ストレスを感じている時には他のタイプの短所が出て、安定・成長期には他のタイプの長所が出ると考えておきましょう。
ストレス時のタイプ変化は?→タイプ9
タイプ3の「達成者」がストレスを感じている時にはタイプ9の「調停者」の短所が出るようになります。 タイプ9の「調停者」の短所は「無関心」になることです。タイプ3の人の良さは情熱的で向上心が強く、目標達成に向けて積極的に行動できることで、どんなことにも妥協せずに自分にできることを何でもこなそうとする行動力です。 しかし、ストレスを感じたり自分らしさを発揮しづらい環境に身を置くと、あらゆる物事に対して、「無関心」になり責任感の欠如・現実逃避などをするようになり、自分で立てた計画についても関心を示さなくなってしまいます。
安定・成長時のタイプ変化は?→タイプ6
タイプ3の「達成者」が安定・成長している時には、タイプ6の「忠実な人」の長所が出るようになります。 タイプ6の長所とは「献身性」です。つまりタイプ3の人は置かれている状況や自分の状況が安定・成長に向っている時には周りの人に気遣いができるようになり、周囲の人の成功を考えて行動できるようになります。 通常の場合は、自分自身の成功や目標達成を考えて行動する傾向がある人ですが、計画が軌道に乗り始めた時や物事がうまくいっている時には、積極的にチームメイトのフォローに入れるようになり、持ち前の強力なリーダーシップに加えてフォロワーシップも発揮できるようになります。
エニアグラムタイプ3のウイングは?
エニアグラムにはウイングという概念もあります。 ウイングとは基本的な特徴と隣合わせになっている特徴のことです。タイプ3のウイングはタイプ2とタイプ4であり、同じタイプ3の人でもどちらの性質をウイングとして持っているかによって、少しずつ性格が変わります。
タイプ2をウイングに持つタイプ3
タイプ3でタイプ2のウイングを持つ人の特徴は、「魅了する人」です。 タイプ2の人は「献身家」という特徴を持っています。つまり慈悲の心・思いやり・支援・世話・自己犠牲の心を持っている人です。つまり強力なリーダーシップを持っていながらも」「人のために尽くす」ことを考えることができ、周りの人から魅力的なリーダーと思われるようになります。 タイプ3の人は安定・成長期には人の支援ができるフォロワーシップの脳力も発揮できる既に紹介しました。その能力を平常時でも発揮できるようになるのが、タイプ2をウイングに持つタイプ3の人の特徴です。
タイプ4をウイングに持つタイプ3
タイプ3でタイプ4のウイングを持つ人の特徴は、「プロフェッショナル」です。 タイプ4の人は「芸術家」です。つまり、夢・創造力・独創性・独自性ということを重要な価値観と考えています。この特徴とタイプ3の特徴が合わさり、自分が関わる分野については独自性を持ちつつ人より優れた結果を出すためのプロフェッショナルとなります。 芸術家は繊細な心も持った人です。つまりタイプ4をウイングに持つタイプ3の人は、自分の弱い一面を克服するために人一倍の努力を重ねて独自性を確立することで、自分らしさを認められます。
エニアグラムのタイプ3と相性の良いタイプは?
最後にタイプ3の人と相性の良いタイプを2つ紹介します。 タイプ3の人と相性が良いのは、自分と同じように目標達成に向けて努力ができる人や、明るい未来に共感してくれる人です。具体的には自分と同じタイプ3の「達成者」と、タイプ7の「楽天家」が相性がいいとされています。
相性の良いタイプその1:タイプ3「達成者」
タイプ3と相性がいいタイプの1つ目は、同じタイプ3の「達成者」です。 これは単純に価値観や考え方が同じで、いわゆる「波長が合う」という状況です。お互いに目標達成のために前向きな姿勢を崩さず、自分のやるべきこと・自分にできることを確実にこなそうとするので気持ちよく生活できます。 恋愛ではお互いによりよい関係を築くための努力を怠りませんし、仕事では決めた目標に対して両者とも切磋琢磨して取り組めるので、自分自身の能力が高まる感覚も得られて、非常に良いビジネスパートナーになります。
相性の良いタイプその2:タイプ7「楽天家」
タイプ3と相性がいいタイプの2つ目は、タイプ7の「楽天家」です。 タイプ7の「楽天家」は楽天家で明るい未来をイメージしてくれる物には共感できる人です。タイプ3の人は目標を達成するために明るい未来を描き、その達成のための計画を作れる人なので、タイプ7の人も共感しやすくなります。 恋愛では、向上心を持って目標達成を目指すタイプ3の人にタイプ7の人が魅力を感じます。仕事においてはタイプ3の人が掲げた目標を達成する方法を、タイプ7の人が豊かな創造力で支援するのでより幅広い視点で目標達成する意味や方法を考えられるようになります。
タイプ3はステータスや目に見える成果を求める「達成者」です
タイプ3の人は自分のステータスを得るために高い目標を設定して、その目標を確実に達成するために、綿密に計画を立ててから行動しようとする人です。その計画性や行動力の高さは仕事関係の人からは非常に頼もし人と感じられることになります。 しかし、その目標達成への情熱が空回りし始めると、現実逃避したりそれまでの姿勢とは一転して周囲のことに対して一切関心を示さなくなってしまいます。 また、仕事以外のことには目を向けられなくなる傾向があり、恋人・夫婦・子供・友人などについては気を抜くとすぐに二の次になってしまう傾向があるので、タイプ3の人はプライベートな面にも意識を向けるように普段から心がけましょう。
ここまではエニアグラムのタイプ3の人の基本的な性格や特徴を見てきましたが、ここからはその性格から見られる長所と短所を見ていきます。 まず長所から確認しますが、タイプ3の人の長所は目標達成のための行動力や妥協のなさ、強力なリーダーシップやポジティブな空気感を生み出せることにあります。
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