好奇心旺盛な人の特徴・性格とは?好奇心旺盛な人の長所と短所

好奇心旺盛とは、知らない事や珍しいこと、不思議なことに興味を抱いたり、関心を持つ様子を指します。
好奇心旺盛な人とは知らない事や面白い事に興味をもつ人です。好奇心旺盛な人の長所はどんなところでしょう?また好奇心旺盛な人の短所はどんなところでしょうか?好奇心旺盛な人についてまとめました。

この記事の目次

好奇心旺盛な人の特徴!興味関心が人一倍ある?

特徴1:いろいろなことに興味をもつ

世の中には自分の知らない事が数限りなくあります。行ったことの無い場所もたくさんあります。深海には未知の生き物がたくさんいて、宇宙にはまだ誰にも発見されていない無数の星たちが存在します。地球は不思議でいっぱいです。

隣の家に住む人は昼間から家にいるようだけど一体何の仕事をしている人なのでしょうか?お気に入りの俳優さんが急に降板なったようだけど、何があったのだろう?日常生活も、謎でいっぱいです。

このように、好奇心旺盛な人は、色々なものに興味を持ちます。

特徴2:興味をもったら行動に移す

好奇心旺盛な人は、自分が興味を持ったことがあれば、すぐに行動に移します。疑問に思ったことがあれば、すぐにインターネットを検索し、ネット上に情報が無いと分かれば図書館や書店で本を探すことでしょう。本も見つからなければ、菓子折りを持って詳しい人のところまで足を運び、頭を下げて教えを請うかもしれません。

見知らぬ土地に興味を持てば、そこまで飛んでいきます。食べた事の無いものがあれば、食べに行きます。興味を持った人がいれば、直接、話しかけます。

好奇心旺盛な人はフットワークが軽いのです。

特徴3:マイペース

好奇心旺盛な人は基本的にマイペースです。行動の基準が「興味があるかないか」ですから、興味があれば動くし、興味の無いものに関しては案外無関心だったりします。そういう姿がマイペースだと思われることもありますが、しかし本人には、マイペースなつもりはないのかもしれません。

生きているだけで、気になること、知りたい事、観てみたいもの、食べてみたいもの、行ってみたい場所、試してみたい事が多すぎて、忙しいのです。

特徴4:多趣味

好奇心旺盛な人は、色々なものに興味をもつため、結果的に多趣味になることがあります。中には、極めている趣味は一つでも、その一つの趣味の世界を深く広く探求している人もいます。

芸事や学問の世界は、いったんその世界にはいると、とても奥が深いものです。その世界をよく知らないうちはそのことが分かりませんが、知れば知るほど、知らない事が多い事がわかります。好奇心旺盛な人にとり、趣味の世界はどこまでも探索できる深海のようなものなのかもしれません。

特徴5:旅好き

好奇心旺盛な人は興味のある見知らぬ土地に、実際に行ってみたいと考える事も多いです。

しかし実際に旅行に行くとなると、旅行計画を立てなければいけません。宿の予約、飛行機の予約、電車やバスの時間も調べなければいけません。現地についてから行く場所も前もって調べていかなければいけません。

旅は案外、手間がかかり、面倒くさいものでもあるのですが、好奇心旺盛な人は、その手間も惜しみません。

旅をする事でその場所を見るだけでなく、さまざまな体験をすることができます。そのため、あまり旅行に行かない人より、知識も経験も豊富になります。

特徴6:読書家なこともある

好奇心旺盛な人の中には、読書好きな人もいます。いくら見知らぬ土地といっても、地球上に存在する場所であれば、自分の足で行ってみてくることもできます。しかし、何億光年の宇宙の果てや、人の心の中や、100年前の世界には実際に行く事が出来ません。

本を読めば、実際にその場所に行けなくても、少しだけその場所や、その時代の出来事について知ることができます。また、本を読む事で、自分とは全く違った価値観や考えに触れる事ができます。

特徴7:知りたがり

好奇心旺盛な人は、知らない事や不思議な事を見聞きし興味をもったことがあれば、もっと良く知りたいと考えます。「なぜ?」が口癖かもしれません。

普通に生活しているだけでも、不思議な事はたくさんありますし、疑問に思ったり、不思議だなと感じたことがあれば好奇心旺盛な人は黙っていられませんから、調べてみたり、実際に確かめに行ったりして、一つ一つ学んでいくことになります。

その疑問に対する答えが、自分の予想をはるかに超えていたり、想定外のものだったりした場合には「面白いな」と感心することでしょう。好奇心旺盛な人は、知りたがりです。

特徴8:子供のようにピュア

好奇心旺盛な人は、良くも悪くも子供のようにピュアな人たちです。子どもの頃は誰でも好奇心旺盛なものだと思いますが、しかし、大人になるにつれて、知っている事が増え、生きる事に慣れてしまって、徐々に好奇心を失っていくものです。

好奇心旺盛な人たちは、良くも悪くもいつまでもピュアです。水溜りにアメンボがいれば、しばらくの間時を立つのも忘れて眺めているかもしれません。いい年をした大人が何やってるの・・・と周りの人からは不審に思われているかもしれませんが、本人はいたって真剣なのです。

特徴9:やりたがり

好奇心旺盛な人は、とにかくなんでも、自分でやってみたい人たちです。会社に新しいパソコンが導入されれば、誰よりも先に起動ボタンを押さずにはいられないでしょう。新しいプロジェクトが発動したときには、「やらせてください!」と先頭を切って志願することでしょう。

とにかく、未知のものがあれば、体験してみたくてしょうがないのです。

特徴10:新しもの好き

好奇心旺盛な人は、新し物好きです。新種のスイーツが発売されれば、真っ先に入手し食べることでしょう。新しいアプリが発売されたりSNSなどのサービスが始まれば、一番乗りで使い始めることでしょう。職場に新人さんが入ってきたときも、わざわざ見に行くかもしれません。新しいものが気になってしかたないのです。

好奇心旺盛な人の長所

長所1:探究心が旺盛

好奇心旺盛な人は探究心にあふれています。わからないことがあった場合、わからないことを分からないまま放っておいたりはしません。ネットや書籍で調べ、それでも分からない事は実際に足を運んで自分の目で確認することもあるでしょう。好奇心旺盛な人はその探究心のため、とても勉強熱心です。そのため、結果的に知識が豊富になります。

長所2:ポジティブ

好奇心旺盛な人は、基本的にポジティブです。興味のある事がたくさんありますから落ち込んでいる暇がないのかもしれません。「知りたい」「見てみたい」「行ってみたい」毎日、そんなことで頭がいっぱいです。

長所3:話題が豊富

好奇心旺盛な人は、いろいろなものに興味を持つので、結果的に知識が増えます。そのため、話題が豊富です。興味のあるジャンルは多岐にわたり、学校で専攻した学問や仕事の専門知識はもちろんのこと、スポーツに映画、音楽、アートなどの文化的な事から、政治や経済にも詳しいこともあります。

何でそんなことまで知ってるの?と思うような事を良く知っていたりして、周囲を驚かせることもあるでしょう。好奇心旺盛な人は話題が豊富ですから、友達にすると楽しい人でもあります。

長所4:集中力がある

好奇心旺盛な人は、好きな事に関しての集中力が凄いです。集中力がありすぎて、周りが見えなくなってしまうこともしばしば・・・。しかし、その集中力を仕事に生かせば、高い成果を上げることが出来ます。

長所5:仕事・学習への意欲が高い

好奇心旺盛な人は、仕事の面においても勉強熱心なため、職場では仕事への意欲が高いと評価されることも多いでしょう。どんな仕事についていても、勉強し続ける気持ちはとても大切です。知らない事は自分で調べたり、詳しい人に頭を下げて教えてもらわなければ、いつまでたっても仕事のレベルが上がりません。

好奇心旺盛な人は、仕事の場面でも様々な事に興味や疑問を持つため、自分からそのことについて学んだり調べたりします。最初は何も出来なかったのに、いつのまにか誰よりもその仕事に詳しくなっている・・・ということもあるでしょう。

長所6:いつまでも若々しい

好奇心旺盛な人は、毎日、ポジティブに自分の興味のある事を追求していますから、気持ちがいつまでも若いです。気持ちが若い人は、見た目も若々しい人が多いです。好奇心を失ったとき、人は年を取るのかもしれませんね。

長所7:謙虚

その世界について知れば知るほど、人は謙虚になるものです。何かを知ることによって「自分が何も知らない」ということを、かえって理解するのです。好奇心旺盛な人は、向学心があるため知識がありますが、自分には知らない事がある、と知っている人でもあります。そのため、知らない事は知らないと、頭を下げて教えをこう謙虚さを持っている人が多いです。

長所8:人と親しくなるのが上手

好奇心旺盛な人は、基本的にポジティブで話題豊富なので、人と親しくなる事が上手です。見知らぬ人への好奇心もあるためか、職場や学校などでも真っ先に新入りに話しかけることもあるでしょう。様々なジャンルの事に詳しいので、どんな人とも話をあわせる事ができます。

もしも相手が自分の知らない事を知っている人の場合は、物怖じせず、その人に質問を投げかけ、話に耳を傾けるでしょう。

長所9:人懐っこい

好奇心旺盛な人は、人に対する興味・好奇心が強いです。相手に興味を持てば、自然と相手について質問をしたり、相手の話に耳を傾けることになります。自分の話を聞いてくれる人に対して、人は好印象を持ちますから、自分の話を前のめりで聞いてくれる好奇心旺盛な人に対して、親しみを感じる人も多いでしょう。

そのため好奇心旺盛な人は、人懐っこい印象を与えることがあります。

長所10:行動力がある

好奇心旺盛な人は、とにかく行動力があります。「知りたい」「見たい」「行ってみたい」そう思ったことが事があれば、手間も時間もお金もいとわず、その場に飛んでいきます。この行動力のおかげで、仕事やプライベートなど様々な場面で恩恵を受ける事も多いでしょう。

好奇心旺盛な人の短所

短所1:大きな結果を出せない

好奇心旺盛な人は、最終的に大きな結果を出せない事があります。色々な事に興味を持つため、興味の対象は日々移り変わります。そのため興味を持ったことを長く続ける事が出来ないこともしばしばです。

仕事でも趣味でも、長く続けなければ結果の出ないものもあります。好奇心旺盛な人は、スタートする力は強いのですが、持続力はイマイチのようです。

短所2:大人気ない言動をする

好奇心旺盛な人は、純粋な好奇心から発した発言が子供っぽくとられてしまうことがあるかもしれません。「空は何で青いの?」などというピュアな質問を、所かまわず発すれば、子供っぽい人と思われてしまうこともあるかもしれません。

もちろん、空が青い理由は物理でも解明されているし、それ自体は決してバカげた発想でもなんでもありません。しかし世間の大人たちは、純粋な好奇心を忘れ日々の生活のことで精一杯です。

いつまでも子供の心を失わない事は、とても素晴らしいことなのですが、時と場合によっては「いい年して、それってどうなの?」と思われかねません。好奇心を発揮するときは、TPOをわきまえたほうがよさそうです。

短所3:お金を使ってしまう

好奇心旺盛な人は、興味のあることがあれば黙っていられません。みずからの探究心を満たしてくれそうな本を買ったり、学校に通ったり、実際に自分の目で確かめるためにその場所まで足を運んだりします。

当然のことながら、本を買うにも、学校に行くにも、現地に足を運ぶにも、お金がかかります。好奇心旺盛な人は、自分の好奇心を満たすためなら、お金を払う事をいとわない人たちでもあります。そのため、気づいたら財布の中が寂しくなっていた・・・なんてこともあるでしょう。

短所4:人に迷惑や心配をかけることがある

好奇心旺盛な性格は基本的には好ましいものですが、時に、周りが見えなくなり、人に心配や迷惑をかけることがあります。

どうしても知りたい事や見たいもの、やってみたい事がある場合には、家族や恋人の気持ちも考えないで、自分の好奇心を満足させるための行動を起こしてしまう場合もあります。たとえば、「ピラミッドを見に、エジプトに行ってくる!」とか突然言い出しエジプトに出かけて行き、1ヶ月くらい帰ってこなかったら、さすがに家族は心配するでしょう。

好奇心旺盛な人は、自分の行動が人の迷惑になっていないか、心配をかけていないか、少しだけ気をつけてみると良いでしょう。

短所5:周りが見えなくなる

好奇心旺盛な人は、興味のあることに夢中になって周りが見えなくなってしまう傾向があります。誰かに興味をもったら、その場の空気や相手の立場をわきまえず、相手のところに言って話しかけるかもしれません。周囲への配慮・気配りよりも自分の好奇心のほうが勝ってしまうことがあるようです。

短所6:あきっぽい

好奇心旺盛な人は、興味の対象が次々に変わります。見知らぬものや、未体験のものに出会うたびに興味を持ってしまうのです。もちろん今まで続けてきた事にもまだ興味はあったとしても、より新しい未知のもののほうが、より興味をそそられるでしょう。

そのため、次々と新しい事に手をつけ、「飽きっぽい人」と思われることもあるでしょう。

短所7:協調性は低い

好奇心旺盛な人は、周りの空気を読んだり、周りの価値観に合わせる事よりも、自分の興味を満たす事を優先します。毎日毎日、興味のあることで頭がいっぱいですから、周りと同じ事をしていても「面白くない」と感じるのかもしれません。

社会人は、時に人に合わせることも必要です。時と場所をわきまえて、重要な場面では周りに合わせることも心がけると良いでしょう。

短所8:慎重な仕事には向かない

好奇心旺盛な人は、単調な仕事には向いていないことが多いです。同じ作業の繰り返しの中でも、自分で工夫をしたり、新しい発見があるような仕事であれば、ささやかな楽しみを見つけることもできるかもしれませんが、しかし、言われた事をただ繰り返すような仕事はストレスに感じるかもしれません。

また、正確さや慎重さを要求される仕事も苦手と言えるでしょう。就職や転職の時には、そういった仕事に就かないほうが無難かもしれません。

短所9:興味のない仕事にはやる気が出ないことも・・・

好奇心旺盛な人は、自分の興味のあることには嬉々として意欲的に取り組みます。しかし、興味の持てない仕事には、はなっからやる気が出ない事もあるでしょう。興味のあるなしによって、あまりにも仕事のクオリティに差があると、手を抜いているとか、不真面目だとか思われてしまうこともあります。気をつけましょう。

短所10:器用貧乏になりがち

好奇心旺盛な人は、いろんなことに興味をもち、いろんなことに手を出すため結果的に器用貧乏になりがちです。

1日は24時間しかありませんし、人間は大体100年くらいしか生きられません。したいことを全部するには人生は短すぎます。死ぬときに「あれもこれも、みんな中途半端で終わってしまった・・・ワシは一体なにをやっていたのだろう・・・」と後悔しないように、好奇心旺盛な人は自分が長く続けていくことを一つに絞ると良いでしょう。

好奇心旺盛なことが就職に役立つ?

仕事へのモチベーションが高いと判断される

どんな仕事に就いても、積極的に自分から行動を起こしたり、勉強する姿勢はとても重要です。好奇心が旺盛な人は、自分から興味を持って調べたり勉強したりするので、仕事へのモチベーションが高いと判断される事があります。

コミュニケーション能力にも期待される

好奇心が旺盛な人はコミュニケーション能力が高いことも多いです。様々なことに興味を持てば、結果として知識も豊富になり、話題に事欠く事はありません。取引先の人やお客さん、同僚との世間話も弾めば、コミュニケーションが円滑になるでしょう。

最近ではコミュニケーション能力を重要視する企業も増えていますから、今後は特に、好奇心が旺盛なことが就職にプラスに働く場面も多くなるのではないでしょうか。

仕事内容によっては好奇心旺盛な性格がマイナスになることも・・・

しかし、好奇心旺盛な事がマイナスに働く事もあります。

飽きっぽく仕事が続かないと思われる

好奇心旺盛な人は、次々といろんなことに興味を持ちます。そのため、今はこの仕事に興味があったとしても、他に面白い仕事が見つかったら他の会社に行ってしまうのではないかと思われることもあります。

仕事を覚えるまでの間は、会社にとって新入社員は戦力になりません。今後戦力になってもらうための、投資と考え、仕事を教えるのです。ですから、一生懸命仕事を教えて、育てた挙句に「他の事に興味が出ました」と言って会社を辞められてしまったら、会社としては困ってしまいます。

戦力として長く勤めて欲しいと考えている会社にとって、好奇心旺盛な性格がマイナスと取られることもあります。

興味のあることしかやらないと思われる

好奇心旺盛な人は自分の興味のあることには意欲的に取り組みます。そのため、好きな事に対しては、素晴らしい能力を発揮することがあります。しかし、仕事の場面では興味のないつまらない作業をしなければいけないときもあります。採用する側からすれば、興味の無い仕事でも、目標を持って飽きずに続けてくれる人なのか、気になるところです。

単調で正確さを要求される仕事に向かないと思われる

好奇心旺盛な人は、興味のあることに集中する力がある反面、単調で正確さを要求されるような仕事には向かないと思われています。職業によっては経理のような細かい計算をし続けるような仕事もありますし、マニュアルがあって毎日同じ作業を忍耐強くつづけなければいけない仕事もあります。

職種によっては仕事中に好奇心を発揮されては困る場合もあるでしょう。そのような職業に就こうとした場合、好奇心旺盛な性格はかえってマイナスになることがあります。

他に長所が無いのではと思われる

「好奇心旺盛」という長所を履歴書に書く人は、他に目だった長所が無いのではないか、と思われることもあるようです。

好奇心旺盛なだけでなく持続力や忍耐力もあることをアピールするべき

このように好奇心旺盛な性格は、就職にプラスに働く場合もあれば、マイナスに働く場合もあります。

就職活動や転職活動では好奇心旺盛な性格を自己prに上手に生かそう!

好奇心旺盛な性格はとても魅力的です。しかし、ともすれば、飽きっぽく持続力がなく、協調性に欠けると思われることもあります。好奇心旺盛という、とても素晴らしい長所をマイナスにとられないよう自己prの書き方を少しだけ工夫してみましょう。

履歴書の自己prの欄に「好奇心旺盛」と書く場合は、単に好奇心旺盛な性格であるだけでなく、物事を長く続ける持続力や忍耐力、リーダーシップがあることも同時にアピールすると良いでしょう。部活やアルバイト、スポーツ、創作活動、ボランティア活動、お稽古事など、今までにみずから興味を持ち、自主的に取り組み、結果を出した活動があるならば、それらのことを具体的に書きましょう。

一つのことを長く続けるには、好奇心や行動力のみならず、計画性や忍耐力や忍耐力も必要になります。時にはリーダーシップガ必要になることもあるでしょう。

過去の活動からそれらの大切な資質を学び、身につけてきたことも上手にアピールしましょう。また、好奇心旺盛な事が今までどのように自分の活動にプラスに働いたのか、今後その経験が仕事のどんな場面で生かせそうなのか、面接官にもわかる書き方で文章にまとめられると良いでしょう。

好奇心旺盛なことが仕事にどう生かせる?

好奇心旺盛なことは、仕事にどう生かせるでしょうか?

知識や技術を自主的に身につけることが出来る

好奇心旺盛な人は、いろんなことに興味をもち疑問を持ちます。また、行動力があるので疑問に思ったことは自分で調べます。

自分で調べる力を持っていると言う事は、仕事をする上でとても有利に働きます。世の中にはマニュアルのしっかりしている会社もあるでしょうが、そうでない会社の場合は、疑問に思ったことは自分で調べたり、人に教えを請わなければいけません。

分からない事があったときに、調べる事もせず、ものおじして質問もできないでいるうちに、気がついたら仕事が分からなくなってしまう事もあるでしょう。わからないまま仕事をする事が、重大なミスに繋がることもあります。

上司や先輩だって、何でも手取り足取り教えてあげるわけにはいきません。基本的な事は教えたとしても、それ以上のことや細かい部分は、自分で調べたり勉強してもらわないと、いつまでたっても仕事を任せる事ができません。

好奇心旺盛な人は、自分から様々な事に興味を持ち調べ、勉強するので、仕事が分からなくなる心配は少ないと言えるでしょう。

社内外のコミュニケーションが円滑になる

好奇心旺盛な人は、「なぜ、このような仕事の流れになっているのか」という、仕事のシステムそのものにも興味を持ちます。

そして、今よりもっと効率的な仕事のやり方があるなら、好奇心旺盛な人は、とりあえず試してみるでしょう。また、もっと便利なソフトウエアや機材が見つかれば、とりあえず使ってみるでしょう。

今までの仕事をただ続けるだけでなく、新しいツールや新しいやり方にも興味をもつことで、仕事のやり方を工夫する事ができます。少しずつ工夫を積み重ねる事で、徐々に仕事の効率や質はあがっていきます。

好奇心旺盛な性格は、自分で創意工夫する力として仕事に生かせます。

フットワークの軽さを生かせる

好奇心旺盛な人は、行動力に優れていますから、仕事の場面でも軽いフットワークが有利に働くでしょう。すばやく動く事が必要な仕事では、特に好奇心旺盛な性格が生きてくるでしょう。

コミュニケーション能力を生かせる

好奇心旺盛な人は話題が豊富で、人懐っこい性格でもあります。そのため、職場の人たちや取引先の人、お客さんとも上手にコミュニケーションをとることができるでしょう。本来の仕事とはあまり関係の無い話題でも、ちょっとした世間話が人と人との関係を円滑にします。

普段から、人間関係が上手くいっていれば、仕事上の相談もしやすいです。人間関係は仕事をする上でとても大切なものですから、好奇心旺盛な性格は、職場内のコミュニケーションにも大いに生かせそうです。

好奇心旺盛な人に向いてる職業って?

職業1:クリエイター

ウェブデザイナーやアーティストなどのクリエイターの仕事は、好奇心旺盛な人に向いています。何かを創作するときは、アイデアを発想しなければいけませんが、普段から色々なものに興味を持たなければアイデアはわいてきません。

気になることを調べたり見に行ったりすることで、新しいコンセプトが浮かぶ事もあるでしょう。また、流行のものを作る仕事であれば、新しい時代の流れに敏感であったり、新しい技術への興味は必須です。

職業2:エンジニア

システムエンジニアや機械のエンジニアなど、エンジニアの仕事も、好奇心旺盛な性格が生かせます。エンジニアの世界では日々新しい技術が開発されています。最新の技術に対する興味がなければ、すぐについていけなくなってしまいます。

また、疑問があれば自分で調べ、勉強しなければいけません。ずっと勉強し続けなければいけない仕事であっても好奇心旺盛な人であれば、勉強することは苦にはならず、かえって熱中してしまうことでしょう。

職業3:研究者

大学教授などの研究者の仕事も好奇心旺盛な人に向いています。そもそも研究自体が、その事に対する強い好奇心がなければ続けられない事です。

一つのジャンルを深く掘り下げていくと、まだまだ知らない事がたくさんあった事に気づき、もっと知りたいと思うようになるでしょう。

職業4:専門家

専門家とはそのジャンルについて、よく知っている人、良く通じている人のことです。世の中には色々な専門家がいます。

紅茶の専門家、お酒の専門家、魚の専門家、などもそうですし、専門知識や資格を必要とする宅地建物取引士、公認会計士、税理士なども専門家と呼ばれます。また、芸術家や文芸家、歴史家、登山家、漫画家、思想家なども専門家です。

これらの人たちは、そのジャンルについてマニアックな深い知識を持っています。強い好奇心がなければ一つのジャンルについて深く突き詰めて勉強することは不可能ですから、好奇心旺盛な人は、専門家にも向いています。

職業5:ファッション関係

ファッション関係の仕事をするには、流行に敏感でなければいけません。ファッションの世界では、毎月、毎年、新しいデザインの洋服や小物が発売されますし、新しい流行のスタイルが生まれます。最新のファッションアイテムやヘアスタイル、メイクに興味が無ければファッション関係の仕事は、勤まらないでしょう。好奇心旺盛な人はファッション関係の仕事にも向いているといえます。

【番外編】好奇心を高める方法を紹介

方法1:しっかり休む

身体が疲れているときは、やる気も出ないものです。基本的なことですが、好奇心を高めるには、まずはしっかり休みをとり、疲れを取ることが大切です。

最近、好奇心が減ってきたな・・・と感じているなら、身体に優しくて栄養のある食べ物を食べ、しっかり睡眠をとりましょう。マッサージをするのもよいでしょう。身体の疲れが取れれば、やる気と好奇心旺盛になれるかもしれません。

方法2:リラックスしながら楽しかった事を思い出す

静かな場所で、身体をリラックスさせましょう。その状態で、昔体験した楽しかったことを思い出しましょう。リラックスしながら楽しかった事を思い出すことで、脳内ホルモンの「ドーパミン」が分泌されるそうです。

ドーパミンはやる気を出すホルモンです。脳の状態を整えることで、やる気の出る脳の状態を作れば、好奇心旺盛になれるかもしれません。

方法3:小さな目標を決めてチャレンジしてみる

小さな目標を立て、それに向けてチャレンジしてみましょう。目標はすぐにクリアできそうな小さなことでOKです。たとえば、ペットボトルのふたについているフィギュアを集める事でもいいですし、月に一回、日帰りで近場の温泉に通うのでも良いでしょう。

ペットボトルのふたを買いにコンビニに行ったことがきっかけで、他の面白い商品が目に留まり、興味をもつかもしれません。行ったことのない温泉に行けば、珍しいお風呂に入る事ができるかもしれません。

新しい事を始めれば、新しい物事に出会います。何がきっかけで、何に出会い、何に興味を持つかは分からないものです。とりあえず、何かやってみましょう。

方法4:生活に楽しみを見つける

毎日毎日、仕事に通い、家に帰り、御飯を食べて寝る・・・という、版で押したような生活をしていれば、「私の人生は、なんと退屈なのだろう・・・」と嘆きたくなるかもしれません。

しかし、毎日の生活がつまらないのは、周りの環境のせいではなく、あなたの目が曇っているだけかもしれません。

毎日通勤するときに、電車に乗っている人を観察してみましょう。面白い髪型や服装の人が数人はいるはずです。この人たちはどういう家族構成でどういう暮らしをしていると思いますか?想像するだけで楽しめます。

また、毎日の食事も自分で新しいレシピにチャレンジするとか、調理器具にこだわってみれば、次々と興味がわいてくるはずです。

毎日の生活に楽しみを見つけることで、好奇心旺盛になれるかもしれません。

方法5:インスピレーションを大切にする

好奇心がなくなってきたと感じているあなたは、もしかすると、直感が弱まっているのかもしれません。そんな時は、ピンきたことや、なんとなく感じた事を大切にしてみましょう。

たとえばテレビ番組の中で流れていた音楽に感じるものがあるなら、きっとその曲は、あなたにとって何か意味があるのです。気になるその曲について調べてみましょう。あなたが興味をそそられる、面白い情報にめぐり合えるかもしれません。

直感が教えてくれるサインを見逃さない事で、あなたにとって面白い「何か」に出会う事が出来るかもしれません。

好奇心旺盛な人の長所や短所!好奇心が強い事が仕事や就職にも役立つ?のまとめ

好奇心旺盛な人は、色々な事に興味を持ち、多趣味で話題が豊富なためコミュニケーション能力が高いといわれています。基本的にポジティブで勉強熱心なので、仕事やプライベートでも、その性格が有利に働く事も多いでしょう。

しかしその反面、飽きっぽかったり、正確で単調な作業が苦手な一面もあります。そのため、職業によっては不利にになることもあります。好奇心旺盛な性格を生かせる仕事に就く事が出来れば能力を発揮できることでしょう。

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