ストレスが溜まると起こる症状|極度のストレスで発症する精神疾患とは?

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無自覚でストレスが溜まっている…

人間は大きな悩み事がない状態でも、知らず知らずのうちにストレスが溜まっています。気温や音、匂いなどのわずかな事柄もストレスの原因になるため、私たちがストレスと完全に無縁の生活を送るのは不可能です。

また、自分では気にしていないつもりの出来事でも、無自覚のうちに心がストレスにむしばまれている場合も。心身が疲れきってしまう前に、わずかなストレスに気づき、適切に対処することが大切です。

今回は、自覚のない状態でストレスが溜まる原因や症状、ストレスで発生する精神疾患などをご紹介します。体が教えてくれるサインに耳を傾けながら、ストレスの原因を解決し、晴れやかな気持ちで毎日を過ごしましょう。

自覚のない状態でストレスが溜まってしまう原因

明確な悩みを抱えている場合はストレスの原因に気づくことができます。しかし、生活をしているなかで無自覚に感じているストレスは、原因に気づきにくいため厄介です。自覚のない状態でストレスが溜まる原因をいくつかご紹介します。

  • 住環境の変化

住みなれた土地から引っ越しをするとライフスタイルや人付き合いに変化が起こり、ストレスを感じやすいもの。また、近くに引っ越してきた人の生活音などでもストレス量は変化します。車の走行音やクラクション、電化製品の電子音、雑踏や話し声も知らないうちにストレスの原因となっているケースがあります。

  • 仕事上の立場の変化

昇進などの嬉しい出来事でも仕事環境が変われば心はストレスを感じるもの。特に、異動や転職などで出勤時間や会社でのルーチンが変化すると、ストレスは大きくなるでしょう。職場環境が変わると前述した「住環境の変化」も合わさり、さらにストレスを感じやすくなることも。頭では問題ないと感じていても、体と心が慣れるまでには時間が必要です。

  • 将来への不安

貯金や家族との生活、健康、老後、親の介護など、将来について考えるべきことは尽きません。時間をかけて考える機会は少なくとも、日々の暮らしの中でぼんやりと不安に感じつづけている場合は、知らず知らずのうちにストレスが溜まりがちです。

自覚のない状態でストレスが溜まると起こる症状

無自覚にストレスがたまっていくと、自分では気づかないうちに体と心に不快な症状が現れることも。最初はただの体調不良や気分・機嫌の問題だと思ってしまいがちですが、症状を軽く見ていると重症化してしまう可能性もあります。

ここからは、自覚のない状態でストレスが溜まると起こりやすい症状を5つご紹介します。違和感を感じたら、できるだけ早くストレスの原因を突きとめ、体と心をいたわってあげてくださいね。

1.眠れない

ストレスを感じると、眠りが浅くなったり眠りづらくなったりする傾向にあります。睡眠トラブルの原因は、人間の体で働く「交感神経と副交感神経」のトラブルです。

日中起きている時には眠気を覚ます交感神経が、休む時には眠気をうながす副交感神経が基本的に活発になります。しかし心身がストレスを感じると、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにできません。

夜になっても交感神経が刺激されて覚醒状態で眠れない状態になる可能性があります。また、眠れたとしても睡眠の質が悪いことも。十分な時間寝たのに疲れが取れない、日中も眠気が続くなどの不快な状態が継続します。

2.無性に悲しくなる

無自覚にストレスを受けつづけると、無性に悲しい気持ちになるケースも。特に理由がない場合もあれば、過去の悪い出来事を思いだして暗い気持ちになることも。

1人の時間だけでなく、仕事中にも悲しい気持ちがあふれて感情のコントロールが難しくなるケースもあります。悲しい気持ちが高まると出勤や登校ができない、食欲がなくなりなど、さまざまな健康障害を併発しやすくなります。

3.突然涙が出てくる

ストレスが過度になると、気分が沈むだけではなく涙もろくなります。外出先や職場など場所に関係なく涙が出てきてしまい、自分の感情や理性ではコントロールできない「突然の涙」に悩まされます。

周りに心配や迷惑をかけてしまうことを恐れ、人との関わりを避けるようになる場合も。悲しいから涙が出るのか、それとも涙が出るから悲しいのか自分でもわからなくなり、心の整理整頓ができない状態です。

4.無力感を感じる

ストレスを感じつづけたときに起こる心の不調に「無力感」が挙げられます。何事にもやる気がでないだけではなく、自分の能力・存在を過小評価してむなしい気持ちになりがちです。

「自分には何もない」「自分は価値のない人間だ」「何をしても無駄になるだろう」と思い込み、未来の可能性に蓋をして行動力が減少します。チャレンジをする前から諦めてしまったり、今まで継続してきた努力や習慣を止めてしまったりなど、ネガティブな心理や行動が現れます。

5.人と関わるのが面倒に感じる

無自覚にストレスを受けつづけると、なにもする気が起きない「無気力状態」になることがあります。無気力状態になると周りの人たちへの興味が薄れ、お互いを尊重する健全なコミュニケーションを取るのが困難になります。

感情の起伏が小さくなるため「自分から人と関わろう」という気持ちが減り、人間関係自体に面倒さを感じる場合も。無気力になる理由は、強いストレスから心を守るための行動だともいわれています。

ストレスで発症する精神疾患、適応障害とは?

適応障害は、ストレスが原因で発症する可能性がある精神疾患のひとつです。

ストレスが原因で心身に不調が出る人は少なくありません。しかし、適応障害はストレス由来の不快な症状が強まり、社会生活にまで支障が生じる疾患です。日常生活の中で起こる出来事や環境に上手に対処ができず、体と心にさまざまな症状が現れます。

  • 抑うつ気分
  • 不安
  • 怒り
  • 焦り
  • 過度な飲酒や暴食
  • 仕事の無断欠席、けんかなどの問題行動
  • 不安の高まり
  • 緊張感
  • 発汗
  • めまい
  • 心拍数の上昇
  • 手の震え

これらは症状の一例です。適応障害の定義として「原因がストレス」であることがポイントです。そのため治療では「原因となるストレスの除去」が重要とされ、環境を変えることや周囲へサポートを仰ぐことなどが求められます。

原因が家族や仕事など簡単に離れられない場合は、本人のストレスへの耐性や環境適応力を高める方法が用いられます。不眠対策や心の安定のために投薬を用いる場合もありますが、適応障害の治療や薬物療法だけでは改善しないケースが多いため、環境調整やカウンセリングを受けることが大切です。

ストレスを解消して、幸せな生活を取り戻そう

今回は、無自覚にストレスを受ける原因と心身に現れる症状などをご紹介しました。

はっきりとした悩み事がなくても、暗い気持ちになったり悲観的な考えになったりする症状は珍しくありません。大切なのはストレスの原因に気づき、早めの対処を行うことです。

「なんだか最近、体や心の調子が悪いな」と感じたら、リラックスをする時間を設けてストレスを発散しましょう。趣味に没頭する時間を作ったり軽い運動をしたりなど、体の内側からリフレッシュをして晴れやかな日々を取りもどしてくださいね。

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