ニートになりたい!と思ったことはありませんか?毎日満員電車に揺られていると、家でゆっくりしたいですよね。
今回はそんなニートになりたい人に向けて、ニートになるメリット・デメリットをご紹介します。ニートになる上で必要な準備もご紹介するので、ニート生活に進めますよ。
ニートになりたいと思ったことはありますか?
働くのがしんどくなると、ニートになりたいと思うことはありませんか?ニートで過ごせている人を見ると、毎日あくせく働いているのが嫌になりますよね。
今回はニートになりたい人に、ニートのメリット・デメリット、ニートになるための準備物をご紹介します。
ニートとは?
ニート【NEET】=《not in education, employment or training》学校にも行かず、就職しようともせず、職業訓練も受けない若者のこと。
ニートとは社会人であるにも関わらず、仕事をしていない人のことを指します。仕事をしていないというと、定年退職をした人や、年老いて体が悪い人も入ってしまいます。
ニートと言われるのは基本的に若年無業者、つまり若くて元気で働けるのに働けない人のことを言います。専業主婦などはニートにはなりません。
ニートになりたい理由
ニートになりたい!と思う人に多い理由をご紹介します。ニートになりたい理由は実に様々です。
人間関係がめんどくさい
ニートになりたい人に一番多い理由は、人間関係がめんどくさいからです。社会人になると、学生とは違い人間関係に疲れてしまうことがあります。付き合いたくない人とご飯を一緒にしなければいけなかったり、ストレスがたまることばかりです。
職場では嫌な上司がいたり、気の合わない人と一緒に仕事をすることもあります。学生時代の時のように自分が一緒にいたい人とだけいることができないため、ニートになりたいと思う人がたくさんいます。
人間関係は人が生きていく上で一番の問題です。悩みの9割が人間関係だと言われています。その悩みから解放されたくて、ニートになりたいと考え始める人がいます。
人と話すのが苦手だから
人と話すのが苦手な人も、ニートになりたいと思うようになります。仕事をしていれば、どんな形であれ周りと話さなければ仕事をすることはできません。
社内でコミュニケーションを取れと言われ、強制的に話すように勧められることもあります。 話すのが苦手な人は、仕事の話をするだけでも苦痛です。デスクワークでも電話応対をしなければならなかったり、どんな仕事でも人と話すことを強いられます。
それから逃れたくて、ニートになりたいと思うのです。 人と話すのが苦手な人は引きこもりになりがちです。普段から人と接するのは最小限にとどめたいと思っているため、隙あらばひきこもっていたいと考えるようになります。引き込もれる=ニートになりたいと考えるのでしょう。
☆ 人付き合いに疲れた方はこちらの記事も参考にしてみてください。

働かなくても生きていけるから
ニートになりたい人の中には、働かなくても生きていけるからという理由も多くあります。実家暮らしであれば、自分が働かなくても親に養ってもらうことができます。
その環境に甘えてニートになりたいと考える人もいます。 この場合は親が甘い場合が多いので、実際にニートになってしまうことが多いです。親も学生の時の感覚なので、ニートでいることに違和感がないのが悪い点です。
人は生きていくために、自分がやりたいことをするために働きます。それをしなくていいとなれば、働く理由がなくなりますよね。
我慢したくないから
ニートになりたい理由の中には、我慢したくないという理由もあります。社会人をしていれば、嫌々しなければならないことがたくさんあります。
我慢をしたくなくて、自分勝手に生きたくてニートになりたい人もいます。 正社員として働いていれば自分の時間も決められますし、拘束される時間も長いです。
学生の時のように遊べず、自分の好きなことをする時間も取れません。その生活に嫌気がさしてニートを考える人もいます。
ニートになるメリットは?
ニートになりたい人のために、ニートになるメリットをご紹介します。ニートになれば一体どんなメリットがあるのか?詳しく見ていきましょう。
時間が自由になる
ニートの一番のメリットは、時間が自由になることです。時間が来たら仕事に行く必要がないので、自分の好きなことをいつでも好きにすることができます。
趣味を謳歌することもできるし、家で一日中ゴロゴロすることもできます。ニートになりたい人が最も求めるものです。
長期の旅行に行くこともでき、ずっと同じ場所にいなくても転々として過ごすことができます。社会人になってから我慢していたことができるようになります。友達と予定を断っていた人も、いつでも相手の予定に合わせて遊ぶことができます。
自分の好きな時に起きられる
ニートになれば、会社に出勤する必要がないので自分の好きな時間に起きることができます。寝る時間もいつでもいいので、朝夜逆転しようが、昼間で寝ていようが誰にも咎められることがありません。
ニートになりたい人は、朝起きるのが苦痛と感じるのが始まりだったりします。 自分の好きな時に起きられるので、体をゆっくりと休めることができます。人にとって一番理想的ですよね。
勿論朝早く起きて、外に出て寝ることもできます。なんでも自由にできるのです。夜型の人にとっては最高の生活ですよね。
社会の荒波から解放される
ニートになれば、社会の荒波から解放されます。満員電車に揺られながら出勤することもなく、面倒な人間関係を築く必要もありません。上司の機嫌を伺ったり、愛想笑いを浮かべる必要もありません。
ストレスがなくなるため、リラックスして生きることができます。 社会人はストレス社会で働き続けます。ニートになれば、ストレスからも解放され、ストレスフリーな日々を送ることができます。
ニートになるデメリットは?
ニートになりたい人に、ニートになるデメリットもご紹介していきます。ニートになるとどのようなデメリットがあるのか?見ていきましょう。
再就職が難しくなる
ニートになってしまうと、その期間が長ければ長いほど再就職が難しくなってしまいます。「この期間何をしていたのですか?」と面接の時に聞かれることが多くなり、大きなハンデとなってしまいます。
また就職をしたいと考えているのであれば、ニートになりたい気持ちは願望で収めておく方がいいでしょう。再就職が難しくなれば、自分が後々辛い思いをしてしまうだけです。
お金がなくなっていく
ニートになると時間はずっと自由ですが、お金はどんどんなくなっていきます。貯金をしていたとしても、ニート期間が長ければ長いほどお金はつきていきます。
そうなると、時間はあるけれど、お金がなくて何もできない辛い日々を送るようになります。 働いているからこそお金の自由ができ、好きなものが買えたり、好きなところにでかけられるのです。
ニートになりたいと思った時には、お金のこともしっかりと計算するようにしましょう。そうでなければ、すぐに不自由さを感じることになります。
だらけた生活を送ってしまう
ニートになるとだらけた生活を送るようになります。それが長いと、だらだらするのが癖になってしまい、元の生活に戻れなくなってしまいます。学生時代の夏休みを思い出してください。
1ヶ月以上の休みがあるからこそ、夜更かしをして食べたい時に食べたいものを食べて太ったりしてしまいます。それが永遠に続くとなれば、自分がだらしなくなっていくのは想像できますよね。
ニートになると、どうしてもやらなければいけないことがなくなってしまうので、だらだらしてしまいます。健康を害することにも繋がりますし、太ってしまいます。食生活も乱れるので、生活習慣病にもなりやすいです。
周りの人と混じれなくなる
ニートになりたいという気持ちは誰もが思っていることです。しかし、実際にニートになろうと決意する人は1割もいません。つまりニートは少数派であり、我慢しながら働いている人が多数派になります。
そのため自分の友達や、周りの人と遊ぶ約束をしても、会話に混じれなくなってしまうことがあります。働いているからこそ出る愚痴、わかる話ってありますよね?それを毎日働かずに好きにしている人とわかりあえることはありません。
同じようにニートをしている人としか、会話に混じることはできません。ニートになると孤独になりやすいという残念なデメリットもあります。
ニートになりたいときの必要な準備
ニートになりたいとき、どのような準備をしていればいいのでしょうか?実際にニートになりたいと思ったときに、備えておきたい必要なものをご紹介します。
ニートになる目的と期間を設定する
ニートになりたい!と漠然と考えて、いきなりニートになってしまうのは危険です。なぜ自分はニートになりたいのか?ニートになる目的と、いつまでニートをするかの期間を設定するようにしましょう。
目的のないニートはただただ辛いだけです。疲れを取るために何ヶ月休息を取る、自分のやりたいことを見つめ直すために何ヶ月ニートでいる、勉強のために何ヶ月ニートでいる、というように目的と期間を決めましょう。

貯金をする
ニートになりたいと思ったら、その時から貯金をするようにしましょう。当たり前ですがニートになれば収入がなくなります。どんどんお金がなくなっていきます。そのために、自分がニートでいる期間を過ごせるための貯金をする必要があります。
何ヶ月ニートをするかによって、いくら貯金をしなければならないかを計算して、少し余裕があるくらいの金額を貯金しましょう。貯金をして、「このお金は使っていい」とすることで、貯金がなくなったら仕事をするという気持ちにもなれます。
自然と期間を設定することもできるので、ニートがだらだら続くこともなくなります。いくら必要かによって、一月いくら貯めるか、いつからニートできるかも変わってきます。まずはお金の面をしっかり計画立てましょう。
人と関わる場所を用意しておく
ニートになりたい理由の中に、職場の人間関係が嫌だから、人と関わりたくないという理由もあるでしょう。しかし、人はずっと人と会わずに過ごすことはできません。どんどん病んでいきます。
ニートになっても遊べる友達を確保しておいたり、人と関われる場所を用意しておくようにしましょう。例えば飲み会や、サークルなどの集まりなど、ニートでも関係なく過ごせる場所を持っておきましょう。人との関わりは人を元気にさせてくれますよ。
保険関係の手続きの仕方を知っておく
ニートになりたい!と思っていると、ニートになった途端に何もしなくていいと思いますよね。実はニートになった時は、手続きが色々と忙しいです。
まず第一に失業保険をもらうために、失業証明書を会社で受け取って提出するという作業を行います。 その他にも保険や年金の手続きをします。会社員をしていると厚生年金と社会保険に入っています。
ニートになると年金を国民年金にしなければなりません。保険も国民健康保険に変えます。役所に行って手続きをするので、その方法、やらないといけないことを知っておきましょう。
ニートになりたいときお金はいくらかかる?
ニートになりたいとき、気になるのはお金です。お金がいくらかかるのかを知っておかなければ、ニートに踏み出すのは怖いものです。生活費がかかることは勿論のこと、生きているだけで住民税など税金を払わなければなりません。 保険や年金のお金もかかってきます。
まず住民税はだいたい一月18000円かかります。年金は15590円、保険料は21100円です。なお、年金はニート期間だけ免除してもらうことは可能です。 これだけでも月55000円は失います。そこから更に生活費がかかります。家賃・光熱費・携帯代など諸々です。
食費・日用品代などを入れても10万円は最低でもかかるかと思います。となれば、一月最低でも155000円が必要だということです。
初任給くらいの金額は必要だということですね。生活費をもっと最小限にして、他に何も使わないようにすれば100万円あれば約8ヶ月は生活することができます。
ニートになりたい人は100万円では1年も持たないことを覚えておきましょう。 3ヶ月とかでいい!というのであれば、50万円あれば十分な生活を送ることができます。自分のニート期間に合わせて、今回の算出方法を元にニートになりたいと思ったら目標金額を決めて貯金を開始しましょう。
ニートになりたい人は必要な準備をして快適な日々を送ろう!
ニートになりたい人に、ニートのメリット・デメリットをご紹介していきました。ニートになれば、得られるメリットはたくさんあります。
ただその一方で覚悟しておきたいデメリットもあります。ニートになりたい人はしっかりと考えましょう。 今回のことを踏まえて、期間を決めてニートになりたい!と思う人は、ニートになるために必要な準備を始めてください。
準備さえしっかりしていれば、ニートとして十分に生きていくことはできます。是非、快適なニート生活を謳歌してください。
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