【裏ピース!ダメ絶対!】海外ではNGなハンドサインの意味や種類

え、このハンドサインダメなの?違う意味にとられてしまう、トラブルになりかねない、海外ではやってはいけないハンドサイン意外とたくさんあるんです。

裏ピース!ダメ絶対!海外ではNGなハンドサインの意味や種類を一気にご紹介していきます。

この記事の目次

海外では意味が違うハンドサイン

私たちが生活していく中で、写真を撮るときや誰かに意思を伝えたいときに、多様なハンドサインを使用します。しかし、私たちが普段使っている何気ないハンドサインの中には、海外ではやってはいけないNGなハンドサインも多く存在します。

また、同じハンドサインでもその国によって違う意味合いを持つ、ハンドサインも少なくはありません。現在、先進国で「移民大国」第4位となっている、我が国日本でも、外国人たちとトラブルにならないよう、今回は海外でやってはいけないNGなハンドサインをまとめてみましたので、その意味とやってはいけない理由について理解していきましょう。海外旅行が大好きな方、これから計画している方は必見です。

海外では危険な意味の裏ピース

日本では、写真を撮るときにピースをして写真を撮るのがごく一般的です。海外に行くと、ピースばかりして写真をとる日本人を珍しがったり、ピースをすることで日本人だと気づかれるなんてことも、少なくはありません。若い世代を中心に、女性たちの間でピースを反対にした裏ピースは、一般的な写真を撮るときの定番ポーズとなっております。

芸能人の方々でも、街中でも裏ピースをして写真を撮っている女性をかなり多く見かけます。それでは、一体なぜ、女性たちの間でポピュラーな裏ピースが海外では危険とされるハンドサインなのでしょうか。また、裏ピースと自閉症の意外な関係性についても、詳しく調べてみましたので、見ていきましょう。

海外で裏ピースをしてはいけない理由と意味

しかし、この裏ピース、海外では絶対にしてはいけないハンドサインの1つなんです。一体どうしてかというと、裏ピースの意味は、イギリスやオーストラリアなど国では中指を立てるハンドサインと同じ意味になってしまうんです。

また、裏ピースで舌を出すようなハンドサインは、アメリカやカナダなどの北米だと、裏ピースのピースを女性の性器のように見立て、性器を舐めるといった性的なことを連想させるハンドサインとされています。裏ピースとともに舌をだしてしまうことで、よりその意味合いが増してきますので、決してしてはいけません。

日本では裏ピースが当たり前な理由

海外では、そこまで嫌煙されているハンドサインの1つである裏ピースが、なぜここまで、日本では当たり前のハンドサインになったのでしょうか?裏ピースが海外から入ってきたものではないとすると、発端は一体どこからなのでしょう?また、男性で写真を撮るときに裏ピースをやっている方は、あまり見かけないところに理由があるのでしょうか。

裏ピースが当たり前な理由①

裏ピースが当たり前な理由、それはやはり、当時の女子高生たちが裏ピースをすることで、プリクラや写真を撮るときに顔を小さく見せられる、便利なポーズとして流行らせたところにあります。今では裏ピースは、女性たちの間で一般的なポーズとなりました。SNSの発達もあり、一気に拡散され、裏ピースを知らない人はいないほど、かなり裏ピースが普及しました。片手で行う裏ピース、両手で行う裏ピース、また、舌を出して裏ピースなどアレンジもさまざまです。

裏ピースと自閉症

裏ピーズの日本での一般的な意味は、本来小顔効果や写真を撮るときのハンドサインに過ぎませんが、裏ピースと検索すると自閉症関連の検索が出てくることを、みなさんはご存知でしたか?一見全く関係のなさそうな、裏ピースと自閉症ですが、一体どんな関係性があるのでしょうか?調べてみると、なんとピースのハンドサインの仕方によって、その子どもが自閉症であるかどうか、判断できると言うんです。

裏ピースは子どもの自閉症のサイン?

もし、子どもがピースのハンドサインをするときに、一般的な表向きのピースではなく、掌を自分に方に向ける裏ピースを行ったときは、自閉症の疑いがあると言われています。しかし、こちらはあくまでもウワサですので、科学的根拠は見つかりませんでした。もし、自分のお子さんが裏ピーズをしていた場合やどうしても気になる場合は、医師にご相談することをオススメします。

海外でNGなハンドサインの意味や種類

ここまで裏ピースの意外な海外での意味について、ご紹介してきましたが、裏ピース以外に、どんなNGな意味を持つハンドサインがあるのでしょうか。海外旅行に行くときや、グローバル化が進む日本で、外国人とうまくやっていくためにも、海外でNGなハンドサインを一緒に勉強していきましょう。

海外でNGなハンドサイン①中指を立てる

海外でNGなハンドサイン1つ目は、中指を立てるハンドサインです。こちらが1番有名で、1番やってはいけないハンドサインになりますが、日本と同じ意味合いで使われ、いわゆる「Fuck(死ね)」という意味合いにあたります。

ハリウッド映画や海外ドラマなどでも、多く使用される表現ではあります。親しい友人同士で、行う場合もありますが、それが火種となってトラブルを起こしかねませんので、おススメしません。そのため海外ではもちろんのこと、日本でも中指を立てるハンドサインはしないようにしましょう。

海外でNGなハンドサイン②手招き

海外でNGなハンドサイン2つ目は、手招きです。日本では、誰かに自分の方に来て欲しいときに、手招きしますね?「こっちに来て」という意味のハンドサインですが、「アメリカ」や「カナダ」などの北米では、真逆の「あっち行け」という意味のハンドサインになってしまいます。人を呼びたかったのに、なぜか怒って違う方に行ってしまった、なんてことにならないようにしましょう。

ですので、北米で誰かを手招きしたいのであれば、手のひらを上に向けて指が上を向くように手招きをするか、または、人差し指でクイクイっと呼ぶようにしましょう。入国審査なんかでも、「Next(次)」と呼ばれるときに、使用されています。日本人は、指を下にして手招きをする習慣が身についていますから、とっさに出てしまうこともあり得ます。

海外でNGなハンドサイン③ブーイング

海外でNGなハンドサイン3つ目は、ブーイングのサインです。日本でもブーイングをするときに、親指を下にして立てるハンドサインを使用しますが、「アメリカ」や「イギリス」などの多くの国でも、同じ意味合いとして使われています。試合の後や、映画の後などに、評価が良くなかった場合使用されたりもしますが、意味としては侮辱の仕草になりますので、海外での使用には注意が必要です。

NGなハンドサイン④オッケー

海外でNGなハンドサイン4つ目は、オッケーのサインです。日本では、ハーフタレントのローラさんがよく使用し、若い女性たちの間でポピュラーなハンドサインとなっております。世界的に見ても、「アメリカ」や「カナダ」などの北米では、「オッケー」や「了解」などの日本と同じ意味合いとして使われています。

しかし、西ヨーロッパに位置する、都市観光で人気な国「フランス」では同じ意味合いとして使用されません。数字のゼロと同じ意味で、役に立たないことを匂わす揶揄や侮辱の仕草と捉えられてしまいます。海外旅行に慣れている人でも、「フランス」にいくときは、注意してください。

海外でNGなハンドサイン⑤ストップ

海外でNGなハンドサイン5つ目は、ストップのサインです。日本では、「止まれ」の意味合いとして、相手に止まって欲しいときや、ちょっと落ち着いてよなんていうときに、手のひらを全て見せたこのストップのサインを使用します。しかし、南ヨーロッパに位置する共和国、「ギリシャ」でこのサインを使用すると、顔に泥を塗る表現に由来しているため、相手を揶揄したり、侮辱する仕草として使われています。ヨーロッパ旅行に行く予定の方は、要チェックのハンドサインです。

海外でNGなハンドサイン⑥グーの状態で指を出す

海外でNGなハンドサイン7つ目は、手をにぎった状態で、人差し指と中指の間から親指を出すハンドサインです。日本では、あまり馴染みがなく、使うこともありません。アジアとヨーロッパの2つの大州にまたがる共和国である、「トルコ」では、これはとっても卑猥な意味合いを持つ表現で、それを相手にすることは侮辱へと繋がります。ですので、ふざけて使用することのないようにしましょう。

海外でNGなハンドサイン⑦キツネ・ロックポーズ

海外でNGなハンドサイン8つ目は、キツネのジェスチャーや、ロックンロールのジェスチャーとして使われる、人差し指と小指を立てるこのハンドサインです。小さいお子さんでもキツネとして使用したり、プロレスラーやロック歌手のキメポーズとして使われたりと、日本でもマイナーではないハンドサインです。

しかし、南ヨーロッパに位置する共和国「イタリア」や、同じく南ヨーロッパのイベリア半島に位置する王国「スペイン」などの地中海エリアでは、弱い子やぎの角を意味を表するようで、侮辱の仕草にあたります。プロレスやロックファンの方も、地中海エリアの旅行では、使用しないようにしましょう。

海外でNGなハンドサイン⑧いいね

海外でNGなハンドサイン8つ目は、いいねのハンドサインです。アメリカの人気ソーシャルネットワーキングサービス、「Facebook(フェイスブック)」でも起用されている、いいねのハンドサインですが、ヒッチハイクの時にも使用され、日本でもかなり使われているハンドサインの1つです。

しかし、中東・中央アジアに位置する共和制国家「アフガニスタン」や、西アジア・中東のイスラム共和制国家「イラン」などの、イスラム教を信教する国々では「バカやろう」や「くたばれ」などの、中指を立てるのと同じくらいの侮辱を意味合いを持ちます。イスラム教過激派による、テロや事件のニュースは後を絶ちませんので、くれぐれも使用には注意が必要です。

海外でNGなハンドサイン⑨フィンガークロス

海外でNGなハンドサイン9つ目は、フィンガークロスのハンドサインです。アメリカで「フィンガークロス」と呼ばれるこのハンドサイン、耳覚えのない方もいらっしゃいますが、人差し指と中指をクロスするハンドサインのことです。「アメリカ」や「カナダ」などの北米では、「幸運を願う」良い意味のジェスチャーです。

ですが、東南アジアのインドシナ半島東部に位置する、社会主義共和国「ベトナム」では、女性の性器を意味し、それを人に向かって使ってしまうと、侮辱にあたってしまいます。親日国家のベトナム人の方を不快にさせないためにも、覚えておきたいハンドサインです。

海外でNGなハンドサイン⑩手をあげる

海外でNGなハンドサイン10個目は、手をあげるハンドサインです。手のひらを向け、高く上げるこのハンドサインですが、日本ではタクシーを呼ぶときや、学校で意見を発表するときなど多くの場面で使用されるハンドサインです。

K-POPや韓国ドラマの影響で、一部の女性たちから爆発的人気を誇る「韓国」では、この手をあげるハンドサインは、犬を呼ぶ時に使うものとされています。そのため、もし韓国で誰かを呼びたい場合は、日本のように手招きするように「おいでおいで」とする方が良いとされています。日帰りでも行けるようになり、年間を通しかなりの日本人が訪れる国ですので、覚えておきましょう。

番外編

ここまで海外でNGなハンドサイン10個をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?自分が普段何気なく使っているハンドサインが、1つでもあったら要注意です。今回番外編として、ハンドサイン以外の海外ではやってはいけない行動についてもご紹介いたします。

海外でNGな行動①赤いペンで名前を書く

海外でNGな行動1つ目は、赤いペンで相手の名前を書くという行動です。今のゆとり世代には、実は知らない人がたくさんいる、人の名前を赤いペンで書いてはいけないという、日本にも共通するルールですが、日本のお隣の国「中国」でも同じことが言えます。縁起が悪く、相手のことが嫌いであるということを示してしまい、「死ね」という意味に捉えられても、おかしくはない行動なんです。赤色は、プラスの意味がある一方、マイナスのイメージもあるので、名前を書くときは注意したください。

海外でNGな行動②麺をすする

海外でNGな行動2つ目は、麺をすする行動です。世界的に、料理を食べるときに音を出して食べるという行動は極めて不快で、どの国でもオススメしません。食べなら話をしたり、くちゃくちゃ音を出しながら食べたりなど、日本でもあまり良いイメージはありません。

麺をたくさん消費する日本では、麺をすすると言う行動は至って普通ですが、海外の人たちからはあまり良いイメージを持たれていません。「ヌードルハラスメント」なんて言う、言葉があるくらい嫌煙されている行動の1つです。蕎麦の香りを楽しむために、すするようになったという粋な経緯があり、口の中で香りを楽しむものではありますが、海外ではしないようにしましょう。

意味を覚えて安心ハンドサイン

最後まで読んでいただき、海外ではやってはいけないNGな意味合いを持つハンドサインについて、理解していただけたでしょうか。若い女性たちにとって、裏ピースをしてはいけないというの、少し衝撃的かも知れません。普段何気なく使用しているハンドサインに、意外な危険性があるということを忘れないでください。

格安航空券やパックツアーなどが主流となってきた中、海外旅行も安く気軽に行けるようになりました。楽しい旅行先でトラブルにならないよう、良い思い出を作って安全に帰ってくるためにも、これらのハンドサインはぜひ覚えてください。日本人旅行客が、海外で事件に巻き込まれる、なんてことのならないように注意してください。

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