幼稚とは?幼稚な人の特徴・性格・心理。幼稚な関係と大人な関係の違いは?

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思い通りにならないと子供のように喚き散らしたり、拗ねてツンとしてしまう。見た目は大人なのにそんな幼稚な人は周囲にいませんか?今回は幼稚な人の特徴や付き合い方をご紹介します。また、どのような時に人は幼稚なことをしてしまうのかを性格や心理から紐解いていきます。

目次

幼稚の意味とは?

幼稚とは、まだ年齢が低くて幼いことの他に、考え方ややり方が大人らしく成長しておらず未熟であることを言います。

幼稚の使い方・例文

幼稚の例文として、大人としてふさわしくない子供っぽい様子を見て「幼稚な行動」とか「幼稚な発想」、「幼稚な議論」などと表現されます。

幼稚の対義語

幼稚の対義語として、経験を積んで巧みなさまを指す「老練」や、物事に慣れているさまを言う「老成」があります。

幼稚の英語表現

幼稚は英語で「childish」「juvenile」などと訳されます。 ・childish ideas→幼稚な考え方 ・juvenile jokes→子供じみた冗談

幼稚な人の特徴

見た目は立派な大人でも中身が幼稚であれば周りに迷惑をかけることもあります。では幼稚な人とはどのような行動が見られるのでしょうか。幼稚な人の特徴を見ていきましょう。

感情が顔や態度に出やすい

幼稚な人は思っていることが顔や態度に出やすいです。感情をコントロールするのが苦手で自己中心的な人が多いので、思い通りにならないとすぐに不機嫌になります。 そのような態度をとったら周りの空気はどうなるのかということを気遣えないので、自分の感覚が全てとばかりに振る舞います。また、違う意見を言われたり否定されたように感じるとまるで子供のように拗ねてむくれたり、無視するといった子供じみた行動に出ることもあります。

容姿の悪口を言う

幼稚な人は容姿の悪口を言うことが多いです。人の気持ちを思いやるという心の成長ができていないので、会話がまるで未熟な子供の時のやりとりのままなのです。 悪口は言われた方も、それを聞いている周囲もいい気持ちがしません。されて嫌なことは人にしてはいけないと幼稚園で教わりますが、精神年齢がそこで留まっているのでしょう。 人のことを鼻の形がとか耳の向きがとか色々言うわりには、自分はファッションセンスに疎かったり髪型に無頓着だったりします。自分にコンプレックスが多いので、人のアラを探して攻撃しては束の間のプライドを得たがるのですが、言っていることとやっていることがちぐはぐであることに気づいていません。

すぐに八つ当たりをする

幼稚な人は自分のイライラをすぐに人にぶつけます。言葉に出さずとも不機嫌オーラ全開で「私の機嫌を直しなさいよ」「俺のことをわかってくれ!」と言わんばかりの態度をとります。 問題を自分で解決する能力がなく他力本願で、自分に注目してもらいたいのです。お店でおもちゃを買ってもらえなくて床で泣き叫び、お母さんに甘えようとする子供と同じ状態です。 悪いことは全て人のせいにするので、例えば会社でも自分の成績の悪さを部下のせいにして怒鳴り散らすような幼稚な男はいませんか?そういう上司に限って自分よりも立場が上の人には意見を言えずにペコペコしてしているので、その違いに周りから呆れられていることも多いです。

衝動的な行動をとる

幼稚な人は衝動的で後先を考えない行動をします。まだ小さい子供が自分の気になったものを追いかけるために道路へ飛び出すのと同じように、思いついたままに衝動的にお金を使ったり感じたままに発言したりします。 そうするとその先どうなるかとか、今それを言ったら相手がどう感じるかといったことを一呼吸置いて考えることができません。なので周りの迷惑を考えずに独りよがりな行動をしたり乱暴な言葉を使ったりしては、人をたびたび不快にさせるのです。

外面がいい

なぜこの人は私の前でだけ幼稚なの?と思ったことはないでしょうか。幼稚な人は外面がいいのです。自分よりも立場が上の人の言うことをよく聞いたり、あまり関係のない他人に対しては親切だったりします。 ある程度距離感のある相手からは穏やかに見られていても、家の中だと他の人からは想像できないような暴君になることもあります。相手によってコロコロと態度が変わる人は、親しくなった相手に幼稚な面を見せる可能性があります。

幼稚な人の性格・心理

どのような時に人は幼稚な態度をとってしまうのでしょうか。幼稚な人の性格を知ることで、対処法や解決策が見えてくるかもしれません。幼稚な行動の裏にはどんな心理があるのかを見ていきましょう。

傷つきやすい

幼稚な人は意外と傷つきやすいです。人の悪口は簡単に言うのですが、人を傷つけたことはほとんど覚えていません。 その代わりに自分が人から嫌な思いをさせられたことに関しては、自分でそれをなかなか消化できずにいつまでも覚えていて恨みごとを言っています。消化できる機会を無意識に待っているので、八つ当たりの際に関係のない過去の出来事から変化球を投げるのも常套手段です。 いつまでも癒されない傷を持て余しているため、そこが刺激されるとまるで幼児のようにしょんぼりと傷ついてしまいやすいのです。

被害者意識が強い

幼稚な人は被害者意識が強いです。自分は頑張っているのに相手がダメなせいで自分が不幸になっていると思い込んでいます。 表面上はわかりにくい場合もありますが、実は心の中では自己評価が低くネガティブ思考であることが多いです。そのため、人の何気ない言動を悪意と捉えて「否定された!」とか「バカにされた!」と勘違いすることもしばしばです。 すぐに過剰反応するので感情が忙しく、周りを疲弊させます。このような幼稚な人が家族や彼氏・彼女である場合、周囲は接し方を考える必要があります。

自分の非を認めたくない

幼稚な人は自分の非を認めたくないので、他の人に責任転嫁をして相手を責めます。幼稚な人は性格が悪いと勘違いされる事が多いですが、実際はそうではありません。自分の正しいと思ったことを一生懸命にやっています。 ただ、自分の基準での正しさにとらわれていて融通がきかない上に、情緒的な成長が未熟です。そのために人の気持ちを考えないで相手を下げるようなこと言ったり、自己正当化に躍起になるあまり癇癪を起こしたりするのです。

幼稚な人はなぜそう見られてしまう?

幼稚な人はなぜそのような行動をしてしまうのでしょうか?最近の日本人は幼稚化しているともいわれています。これまで見てきた特徴や心理から、原因を探っていきましょう。

自分自身に向き合いたくない

幼稚な人は自分自身に向き合いたくありません。自分の中で古くから感じているいら立ちや不安感などの原因をしっかりと見つめることなく、仕事に夢中になったり何でも人のせいにしたりしてごまかし続けているのです。 嫌なことが起きた時に湧き上がる感情の中に潜む、本当の原因に触れたくないのです。それは自分が小さい頃に親や兄弟との関係で満たされなかった思いであり、強い悲しみや憎しみを伴っていることが多いのです。 幼稚な人はそういった自分の心の奥にあるものと向き合うことを恐れています。感じるのが怖くて子供の時に封印したからです。そしてそのままそこで時が止まっています。

根底の自信が不安定

幼稚な人は、人との衝突を避けるために「いい人」を演じるので外面はいいです。しかし部下や子供など自分より弱い立場の相手や、恋人や配偶者など心の距離が近い相手には、溜め込まれたフラストレーションと共に幼稚な部分が暴走してしまいます。 色々なことを頑張って自信をつけているように見えますが、土台となる自分の存在への自信が不安定なので否定的に過剰反応しやすいのです。そのため、すぐに不機嫌になったりリミットを超えると爆発して手がつけられなくなります。手をあげるなどは、まだ分別のつかない幼児のやることです。

自分を守るために人を攻撃し続ける

幼稚な人はどこかで自分が悪いと思うところがあっても、これ以上自己評価を下げるわけにはいかないので焦って相手に怒りをぶつけるのです。自分の正しさをアピールするために、まるで相手が悪いかのように感じる理由をこじつけるのも得意技です。 特に結婚相手とその家族に責任転嫁をする場合が多いようです。しかも本当にそう思い込んで自分を保とうとしているのですから、矛盾を指摘しようものなら逆上するのも仕方がありません。本人にとってはそれほど死活問題なのです。 子供の頃に味わった惨めさが、いまだに辛くてたまらないので感じたくないということです。

幼稚な関係と大人の関係の違いは?

人は大人へと成長するにつれて、子供の時とは人との付き合い方が変わっていきます。お互いに快適な関係を続けるにはどうしたらいいのでしょうか?幼稚な関係と大人の関係の違いを見ていきましょう。

相手を信じることができているか

幼稚な関係では、相手のできないところを埋めてあげることで自分の存在価値を満たしています。「私がいなきゃこの人はダメになる」とか、逆に「あなたがいないと私は生きていけない」といった共依存関係でお互いに寄りかかっています。 幼稚な人は必要とされなくなることが一番怖いので、相手に良くなってもらっては困ると無意識に考えています。そのため、相手が自分でできるようなこともやってあげてしまうことで相手が自立する機会を奪い続けるのです。 大人の関係では、お互いにできないところを教え合ったり補い合ったりしながら相手の成長を信じることができます。お互いが成長し合うことで、より良いチームワークを築いていくことができます。

「察して!」ではなくきちんと言えるか

幼稚な関係では自分の不満を言葉にせずに、不機嫌な態度でわからせようとします。物に当たる、いじける、無視する等です。相手はそれを見て飛んできてくれる幼児の母親ではありません。 大人の関係では相手を責めるための言葉ではなく、自分がどう感じているのかを冷静に伝えたり、こうして欲しいという要望を丁寧にお願いすることができます。また、どうしたらお互いに良くなっていけるのかということを相談して、応援し合うことができます。

全て同じでないと気が済まないか

幼稚な関係は相手の全てを把握して、同じ価値観でないと気が済みません。「野球とサッカーだとどっちが好き?」「犬と猫なら」なんてことも相手に自分と同じでいてもらいたくて押し付けたり、反対に自分の軸を捨てて相手に同化しようとします。 大人の関係では相手の仕事や趣味を尊重することができます。友人関係についても干渉しすぎることなく、お互いに自分の時間も楽しんで自立した関係を築くことができるのです。そうしてそれぞれの時間で得たものを、またお互いの関係で活かして共に成長していくのです。

幼稚な人との付き合い方

幼稚な人の八つ当たりや不機嫌な態度には振り回されたくないですよね。では身近に幼稚な人がいた場合、どのように対処すれば自分が消耗せずに済むのでしょうか。ここでは幼稚な人との付き合い方をご紹介します。

はっきりと言ってもらう

幼稚な人は不満があると、それを不機嫌な態度で訴えようとします。表情にもすぐに表れるのですが、なかなかはっきりとそれを言葉にしません。何も言わずに勝手に怒るのは卑怯だといえます。 何か言いたいことや要望があるのなら、はっきりと言葉にして言う必要があるということを伝えましょう。幼稚な人は中身が中学生でも小学生でもなく、5歳児だと思った方がいいです。癇癪持ちの幼児に話しかけるように、冷静に伝えましょう。 そしてそこから一緒に良くしていく方法や、譲り合えることはないか話し合うことを提案するのです。

聞き流す

幼稚な人はすぐに人のせいにして八つ当たりをしますが、本当の原因が自分の中にあることを認めない限りそれが終わることはありません。勝手にストレスを溜めてきては、最後には全てこちらのせいにして爆発するということを定期的に繰り返すでしょう。 これは自分の惨めさを隠し、自分は悪くないとアピールしたいがためのフェイク行為です。本来ぶつけるべき相手は本人の育った家族でありながら、そちらへは怖かったり神格化したりしていて言えないのです。 ある程度ガス抜きができると勝手におさまってきますので、そのタイミングになってから「ではどうしてほしいのか」だけを聞いてあげましょう。そうなるまでは話の内容にあまり意味はありませんから、まともに相手にせず上手に聞き流すのが吉です。 カチンをくることをふっかけて来ますが、そのゲームに決して乗らないようにしましょう。不毛な争いが続くだけです。

距離をおく

幼稚な人を成長させるには、もう一度育て直しが必要になります。全てを受け入れてもらい、認めてもらえたと感じられるような心の安全基地が必要なのです。それからようやく、相手の気持ちを思いやるということを学んでいけるのです。 しかしこれはかなり根気のいる作業です。時限爆弾のような人を身近に抱えている場合、周りにいる人の方に何らかの歪が表れてくることが多いでしょう。自分が苦しいばかりであるならば、距離をおくことも大事です。 それでももし相手を助けたいという気持ちが強いとしたら、実はあなたも同じ心の傷を持っているのかもしれません。相手を通して自分が親にしてもらえなかったことをすることで、無意識に癒されようとしているのです。 ですがそこに気づかなかったらただただ相手のために自己犠牲になり続け、自分が擦り減っていくことでしょう。本当に自分を癒せるのは自分しかいないのです。

幼稚に見られないためにはどうすればいい?

幼稚な言動で周りに迷惑をかけることは避けたいですよね。ここでは幼稚に見られないためにはどうすればいいのかをご紹介します。

心の底を覗く

わがままを言ったりふてくされたり自分が幼稚なことをしているなと思ったら、自分がどう扱われているような気がして腹が立ったのかを考えてみましょう。パンドラの箱を開けるのは怖いですが、昔自分が封じ込めた過剰反応の種が見つかるかもしれません。 満たされなかった思いや本当の原因に向き合わないで幼稚な行動をしていると、人が離れ家族からも相手にされなくなります。そうなると、それまで意地でも見ないようにしてきた孤独感や無価値感を、いずれまた嫌でも味わうことになるでしょう。 そうなる前に心の底に触れ、その当時の自分を労いなぐさめてあげましょう。

態度で示さず言葉で伝える

言いたいことを態度で示して察してもらおうとばかりするのは幼稚な行為です。何か不満がある時はただ相手を責めてぶつけるのではなく、どういう理由でどうして欲しいのかを言葉で伝えましょう。 そしてそれを言ったとしても、その通りに相手ができるかどうかは相手が決めることなのだということを覚えておきます。相手には相手の都合があります。要望が通らなかったからといって自分が大切にされていないとか、軽く見られているといった被害妄想はやめましょう。

相手の立場を想像する

幼稚な人は自分の視点だけで自分の感覚のままに、腹を立てたり相手を責めたりします。なので今度は相手の言動の理由を、相手の立場に立って想像してみる練習ををしていきましょう。必ずしもこちらを責めていたり、大切に思っていないわけではないということがわかると思います。 そして自分が今までしてきた行動が、相手にどのような気持ちにさせていたのかも考えてみます。心の余裕を持って色々な視点から物事を見ることができれば、これまでとは自然と行動が変わってくるはずです。

人はいつからでも成長できる!

幼稚な人は24時間幼稚なわけではなく、古傷が刺激された時にそれまで持て余していた感情が暴走してしまうのです。心の奥底でずっと震えていた自分を見つけて抱きしめることができた時、止まっていた時がまた動き出します。 そうなると人はいくつになっても成長することができますので、やがては人の気持ちを思いやりながらも、ピュアで型にはまらないような発想のできる素敵な人へと変容していくことでしょう。それは本来の素晴らしいあなたに戻るということでもあるのです。

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この記事を書いた人

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