「男はアグレッシブでなくちゃ!」と思いませんか?
行動力がある男性はキレ者に見えて頼りになるし、周りからの評価も得られやすいのでつい興味をもってしまいます。
でも、男性の中には「男のクセに…」と呆れちゃうような行動力のない人もいますよね。
そんな男性とうまく付き合っていくのはどうしたらいいのでしょうか。
今回は、情けないほど行動力がない男性について考えていきたいと思います。
話を聞くうちに想像だけで疲れ切ってしまう
行動力がないと言っても、実はじっくりと作戦を練ってから動き出そうという慎重派もいます。
そのため、行動力がないのも一概に悪いこととは言えません。
ただ、そういう男性は、人から提案されたり問題に直面した時、まず最初に時間をかけてでも考えることを優先させます。
足場を固め、「これだ」という確信をもってから行動に移すつもりなんですね。
行動力がないと言われる男性は、考えるという工程が好きで、何事にも夢中になりやすい性質なのではないでしょうか。
だから、話を聞いたり想像しているうちに疲れ切ってしまい、いざ行動に移すというところまで到達できないんです。
評価されるのは、その隙にトライする行動力がある男性。
失敗してもその勇気を褒めてもらえるし、たまたまでもうまくいけば「すごい!」と崇められます。
何事も「めんどくさい」で終わり…まるで子供!
行動力がない男性は、基本的にめんどくさがり屋なことが多いですね。
あれこれと言い訳をしながら先延ばしにし、その間に他の誰かがやってくれるのを待っています。
または、うやむやにしたまま話が流れてしまわないかと狙っていることも。
男らしくないし、まるで無気力な思春期の子供みたい。
女性からはそんな風に呆れられています。
でも、本人は意外とそれに気づいていなかったりもします。
可愛らしく甘えているつもりだったりもするし、本気で「後からならどうにでもするよ」と思い込んでいることも。
計画通りにいかないのがイヤでやる気になれない
行動力がない男性は、理想の高い完璧主義者なのではないでしょうか。
やりたいことが多すぎるので、なかなか最初の一歩を踏み出すことができません。
それに、「こうじゃなきゃ納得しない」というぶれない形をしっかりともっており、手こずっても自分を曲げられないんです。
「計画通りにいかなかったらどうしよう」なんて考えていると、そのうちどんどん情熱も冷めてしまいますよね。
難しいことこそ勢いなしでは挑戦できないこともあります。
でも、完璧主義者の男性は妥協なんてできないし、「もういい加減にしたら?」なんて言われるとますます意固地になるだけ。
そのうち考えることすらイヤになり、やる気が完全に枯れてしまいます。
母任せで育ったせいで自分のことがよくわからない
これまでの環境のせいで、行動力がない男性になってしまったのかもしれませんね。
例えば、何でも母任せで育ってきた男性なんかがそうです。
自分のことについてじっくり考えたり、「行動してみて知る」という経験が圧倒的に少ないのでは?
だから、自分に似合う服装や髪型もわからないし、適した仕事もイマイチよくわからない…。
こんな状況なら、何に対しても行動してみようなんて気が湧いてきませんよね。
だって、自分が行動することで得られる感動やおもしろさを知らないんですから。
放っておいてもそのうち見かねた母がまた口を出してくれるはず。
「その時までこのまままでいいや」と丸投げしたくなるのも不思議じゃありません。
「言えばやるけど言わなきゃやらない」の夫がそう!
行動力がない男性は、結婚後に「言えばやるけど言わなきゃやらない」の夫になりがちです。
これまでも、気を利かせて提案したり、行動に移してみたことが何度かあったのではないでしょうか。
でも、それを受け入れてもらえなかったら、「出しゃばってもいいことはない」と学んでしまいます。
それが顕著に表れるのが結婚をした後。
「言えばやるんだから」というのを盾にして自分を正当化し、言わなきゃやらない情けない夫になってしまいます。
それが一番平和な形だと思っているので、そのスタイルを変えさせるのはなかなか大変!
だけど、言えばやるということは全くやる気がないわけじゃないし、愛情がある証拠です。
丁寧に教え込んで行動力を身につけさせたいですね。
行動力がない男性にさせてしまった理由は何?
行動力がない男性は情けないし、何を考えているのかよくわからなくて不安に感じます。
でもきっと、そうさせてしまった何かしらの理由があるはず。
それを考えてみたら、「男のクセに…。」と冷たい視線を送っていた自分の見方も変えられるかもしれません。
せっかちな周りの人達のせいで、自分のペースをすっかり乱されて行動力をなくしてきたのかも?!
融通の利かない提案や指示は、対応力に欠ける男性からすると絶望的でしょう。
行動力がない男性を見捨てたりせず、柔軟に付き合ってくことができたら自分も大きく成長できそうですね。