慎重で緻密なエニアグラムタイプ5の人。
行動する前に、きちんと調べて計画をし、万全の態勢で何事にも挑むエニアグラムタイプ5の人は、どんな性格をしているのでしょうか?
タイプ5の人の恋愛傾向や仕事、これからのどんなタイプになっていくのか徹底分析しました。
エニアグラムタイプ5の人は研究者
エニアグラムタイプ5の人は研究者です。行動するときは、まずしっかりと調べ、自分なりに研究を重ね、緻密な計画をしてから動こうとします。石橋を叩いて渡る、慎重かつ知的で冷静なエニアグラムタイプ5。 例えば、旅行に行くときに、行き当たりばったりにならないよう、電車の乗り継ぎから観光スポットへの行き方、行くべき観光地や外せない食べ物など、しっかりと調べます。まるで旅行会社に依頼したかのように、素晴らしい旅行行程を作り上げます。 旅行だけでなく、何事に対しても、事前に様々な情報を集めて、自分なりの答えを出してから進む、それがエニアグラムタイプ5の人です。エニアグラムタイプ5の人は、自分が興味を持ったことに対しての探求心がとても強いのも特徴です。まるで研究者のように調べ上げていきます。
そんなエニアグラムタイプ5の人って、どんな人なのでしょうか?今回はエニアグラムタイプ5の人の性格から恋愛傾向、向いている仕事、今後どのように成長していくのかを徹底分析してみましょう。
エニアグラムタイプ5の基本的な性格の特徴は?長所や短所も!
エニアグラムタイプ5の人は研究者肌ですが、実際はどのような性格をしているのでしょうか?伸ばしていきたい長所や、気をつけたい短所はどこなのでしょうか?
タイプ5の性格特徴
タイプ5の特徴的な性格にはこのようなものがあります。
慎重
タイプ5の人は、慎重な性格をしています。行き当たりばったりや出たとこ勝負という言葉は苦手で、石橋を叩いて渡る、非常に慎重な性格をしています。信じられるのは自分で調べた情報なので、勘に頼らず、とりあえずまずは調べようとします。 わからないまま飛び込むというのはエニアグラムタイプ5の人にとっては、信じられない行為です。自分自身がこれでいいと確証を得たら、ようやく動き始めます。そのくらいエニアグラムタイプ5の人は慎重なのです。
賢明
エニアグラムタイプ5の人は、賢明です。とても頭をよく使う人が多いのが特徴です。頭を使うことに楽しさを感じる性格をしています。あれこれ戦略を練ったり、よりよい方針を検討したり。とにかく頭を使います。 物事を論理的に考え、きちんと筋道の通った意見を出します。逆に言うと、「○○っぽい」「たぶん△△」などの曖昧な表現や、「こっちが好きだからこっち」のような感情に偏った表現は好みません。きちんと裏付けのある表現が大好きです。
探求心が強い
エニアグラムタイプ5の人は、探求心が強いです。ひとつ気になると、徹底的に自分が納得するまで調べます。その人がはまったことについて聞いてみると、ものすごい知識量を披露してくれます。 例えば、キャンプにタイプ5の人がはまったら、道具の種類からどの道具がどういった時に役立つのか、どこがお得に買えるのかなど道具に対する部分から、料理、遊び、キャンプの豆知識、全国のキャンプ場など多岐に渡って深く調べつくします。 ひとつ面白いと思うことがあった時の、情熱の傾け方が強いのがこのタイプ5です。知識が相当に深まると、満足し、次へと興味が移ります。「知りたい」という知的好奇心が非常に強いのです。
自立している
エニアグラムタイプ5の人は、精神的に自立しているのも特徴です。友達とべったり行動を共にすることもありませんし、恋人が出来ても同棲状態はあまり好みません。ひとりの時間を大切にしており、自分の探求心のために時間を使います。 自分の世界観をしっかりと持っているので、割とひとりででも楽しく生きていくことが出来るタイプでもあります。子どもの頃から、割と大人っぽい、自立した性格をしていた人が多いのも特徴です。 またタイプ5の人は、精神的に自立していますので、人との摩擦があまり起こりません。周りで派閥争いなどが起こっていても、いじめが起こっていても、我関せず。自分自身も人を責めることは、ほぼありません。そういった人のいざこざとは無縁のところにいつもいます。
冷静
エニアグラムタイプ5の人は、常に冷静です。取り乱したり慌てふためいたりということが、まずありません。そういった場面を見たことがある人もごくごくわずかです。ポーカーフェイスも得意な方ですが、そもそも感情の起伏が浅いのも影響しています。 タイプ5の人は、どんな場面でも常に冷静で、知的に処理しようとします。周りが慌てふためいて右往左往する中で、ひとりじっと考え込んで突破口を見つけます。そういった通常平常心が保ちにくい場面であっても、冷静に頭を使えるのがタイプ5の人の特徴です。
節約家
エニアグラムタイプ5の人は、節約家です。欲しいものがあっても、それが本当に必要なものなのか、もしくはもっとお得に買う方法がないかなど、検討に検討を重ねます。タイプ5の人が浪費をしたり、安いからと余計なものを買い込んだりということはありません。 エニアグラムタイプ5の人は、生活を豊かにすることより、いかに効率のいい暮らしをするかに重点を置いています。ただし、その効率の良さは本人にとって効率がいいのであって、万人に効率がいいわけではありません。そのため普通はお金をかけるところを節約したりもします。
タイプ5の長所
そんな性格のエニアグラムタイプ5。どういったところが長所となるのでしょうか?
危機的状況が乗り越えやすい
エニアグラムタイプ5の人は、冷静で賢明ですので、危機的状況に陥ったとしても、取り乱さずに物事を考えることができます。危機的状況に陥った時にパニックになってしまうと、本来の良さがいかされないことが多い中、この冷静で賢明な性格は大きな長所と言えるでしょう。
粘り強い
エニアグラムタイプ5の人は、粘り強さも長所です。研究など、いつ成果が出るかわからないような課題において、粘り強さというのは非常に重要です。達成感が感じにくい状況において、人は諦めを感じたり、飽きてしまったりするものです。 でもタイプ5の人は自分が満足することで達成感を得る人です。つまり自分がこれはもう調べつくしたと思うまで粘ることが出来るのです。この粘り強さもタイプ5の人の長所でしょう。
後悔が少ない
エニアグラムタイプ5の人は、後悔が少ないことも長所です。人はたいがい何か感情に乗ってしまって頭で考えずに行動して後悔する、そんな場面を何度か経験しています。でもタイプ5の人は、行動する前には必ずと言っていいほど、しっかりと検討します。 それで失敗したとしても、自分で満足がいくまで検討に検討を重ねた結果ですので、後悔が少なくて済むのです。
あまり落ち込まない
エニアグラムタイプ5の人は、あまり落ち込まないという長所も持っています。後悔が少ないと言いましたが、タイプ5の人は、何か失敗した時には後悔ではなく解析を行うのです。なぜ失敗したのか、次にどうすればいいのか。 今度はその部分を明らかにしたくなってくるのです。それは自然とポジティブな考え方になります。つまりエニアグラムタイプ5の人は、あまり落ち込まないという長所もあるのです。
自制が効きやすい
エニアグラムタイプ5の人は、自制が効きやすいのも長所です。視野も広く、論理的なので、きちんと全体のことを考えて日々の行動を決めています。つまり、飲み会がいかに楽しかったとしても、明日大事な仕事があるとなれば、そこそこの時間で切り上げられるのです。 自分をコントロールする力に長けていますので、ルーズな動きはせず、きちんと節度を持った行動をすることができます。意外と大人になっても出来ない人が多い中で、これはタイプ5の人の長所です。
物事の本質を見抜ける
エニアグラムタイプ5の人は、余計な感情に振り回されず、また視野も広く物事を見ているため、本質をしっかりと見抜きます。人は自分の感情に振り回されて物事を歪んでみてしまいがちです。でもタイプ5の人は違います。 自分の感情も客観視した上で、きちんと何がこの物事の主題となっているのか、どういうことが問題なのか、何が欠けているのか、と冷静に分析を行います。そうすると他の人が見逃がしがちな本質を上手に見抜けるのです。タイプ5の人は物事の本質を見抜く長所を持っているのです。
タイプ5の短所
人間だれしも長所もあれば短所もあります。エニアグラムタイプ5の人の短所はこういうところです。
理論に走りすぎる
エニアグラムタイプ5の人は、理論に走りすぎるところがあります。人は生きていると理論的にはそうだけど、感情面に任せた方がいい場面もあります。また気持ちを大事にしなければならない場面もあります。 そういった時でも、どうしてもタイプ5の人は理論に走りすぎるきらいがあります。「それは正論だけど、今はそうじゃない」と言われることも時折あります。そういった感情を抜きにしすぎて理論に走りすぎるところはタイプ5の人の短所です。
人との協働がしづらい
エニアグラムタイプ5の人は、人との協働がしづらいところがあります。自分の意見や考えがしっかりとありますので、それを人とすり合わせるのが苦手だったりするのです。自分の意見に対して別の人が意見を挟んでくるとイライラしてしまったりもします。 チームで仕事をするなどが少し苦手な部分があるところは、タイプ5の人の短所といえるでしょう。
自分の気持ちなどを表現しにくい
エニアグラムタイプ5の人は、自分の気持ちを表現するのは苦手です。本当はどうしたいと思っているのか、どう感じているのかなどを人にうまく伝えるのは苦手なのです。そういった意味で、周りは少し扱いにくさを感じます。知らず知らずのうちに気を遣ってしまいます。 自分の気持ちなどを表現しにくく、周りに気を遣わせてしまうのはタイプ5の人の短所です。
人に頼れない
とても精神的に自立しているエニアグラムタイプ5の人ですが、逆を言うと、人に頼るのがとても下手です。自分が病気になってしまって、誰かに頼らないといけなくなった時に、うまく「任せる」と言うことが出来なくなってしまいます。 自分自身のやり方がしっかりと確立しており、そうでないと不満を感じやすいので、人に頼ると不満が募る結果となるからです。人に頼れないのは、タイプ5の人の短所とも言えるでしょう。
臨機応変に対応できにくい
エニアグラムタイプ5の人は、行動よりも前に思考を働かせる人です。つまり臨機応変に対応することが難しい場面があるということです。タイプ5の人は、割と色々なパターンを想定しています。こうなったらこうしよう、こうなったらこっちにしよう。 でも、現実には想定できない事態が起こることも、ままあります。そうなった時に、考え始めてしまうため、対応が遅れてしまうことがあるのです。そういった思考を優先してしまい、臨機応変に対応できにくい部分はタイプ5の人の短所と言えるでしょう。
とっつきにくい印象を与えてしまう
エニアグラムタイプ5の人は、とっつきにくい印象を人に与えがちです。感情論で話しても理論で返されるので、冷たい印象を与えがちです。また話した人も、いまいち聞いてもらえた感がなく、話すのはもうやめようと思ってしまいます。 このように、人にとっつきにくい印象を与えてしまうのは、タイプ5の人の短所と言えるでしょう。
エニアグラムタイプ5の恋愛観は?
一見、恋愛とは無関係そうに見えるエニアグラムタイプ5。このタイプ5の恋愛観はどうなっているのでしょうか?
タイプ5の恋愛の傾向は?
エニアグラムタイプ5の人は、どんな人にどのように恋するのでしょうか?アプローチの仕方なども独特なのでしょうか?
タイプ5が好きなタイプ
エニアグラムタイプ5の人は、割とビジュアルの良い人を好みます。というのも、興味が持てない時の無関心さは人一倍だからです。つまり見た目に合格でないと、眼中にすら入ってきません。そのため、ビジュアルが良いことが第一条件となります。 タイプ5の人が好きになるのは、意外と自分とは真逆のタイプであることが多いです。ほわんとしていて、何を考えているのかよくわからない、感情に振り回されていて理解が出来ない、そういうタイプに興味をそそられます。
タイプ5の恋の落ち方
エニアグラムタイプ5の人は、一目惚れはしません。でも一目惚れに近いことはあります。見た目に好きと感じた時点から、その人に対しての研究が始まります。つまり、その時点で惚れていると言っても過言ではないのです。 とはいえ、研究は始めていますが、そこはまだ「付き合いたい」などという気持ちではなく、単に興味がわいたから調べている段階です。様々な情報をもとに、相手がどういう人かを探っていきます。 調べても調べても色々な面を見せてくれることで、もっと知りたい気持ちが湧いてきます。そのもっと知りたい気持ちが高まってきたあたりで、恋に落ちているのです。
アプローチの仕方
まるで無機質な印象のエニアグラムタイプ5の人ですが、実は情熱的です。アプローチの仕方も研究に研究を重ねて、相手が喜ぶスタイルを考えます。しっかりと準備して告白に挑みますので、相手にとっても、まるでドラマのような記憶に残る告白だったりします。 また告白に至るまでも、「あなたに興味があります」という姿勢がとても明確に出ています。色々聞いたり、ずっと目で追っていたり。周りから見ても好意がバレバレです。本人はバレていないと思っていますが、みんな知っていたなんてことは、タイプ5の人には、よくあるのです。
タイプ5の恋愛における注意点は?
エニアグラムタイプ5の人が、恋愛において注意したほうがいいところはどこなのでしょうか?
「あなたは条件的にぴったりだ」という告白
エニアグラムタイプ5の人は、感情を言葉で表現するのが苦手です。そうなると告白の時も「好きです」というスタンダードなものが出せないことが多いのです。よくタイプ5の人が言うのは「条件的に」という言葉です。 そう言われてしまうと、普通の人は気持ちが冷めてしまいます。特に感情を大事にしている人にとっては、それは恋愛ではないと感じがちになってしまいます。告白するときのセリフには要注意です。
相手を放置してしまう
エニアグラムタイプ5の人は、恋愛関係になった時でも、自分の探求心を優先しがちです。恋人が「今日はどうしても会いたい」と言っているのに、「調べたいことがあるから」などと断ってしまったりします。 どうしても自分の探求心が優先されがちですので、恋人の気持ちを蔑ろにしてしまうことが増えます。それによってフラれるということになりがちなのです。相手を放置しすぎないということも、タイプ5の人の恋愛の注意点です。
話が聞けない
エニアグラムタイプ5の人は、恋愛関係においても話が聞くのが苦手だったりします。例えば、仕事の愚痴であったり、友達とのいざこざがあったことなど特にオチのないことを恋人に聞いてほしいということがあります。 そういう時でもタイプ5の人は「それは理論的に考えておかしい」など余計なことを言ってしまいがちです。そうなると、恋人は別の人にその役を委ねます。つまり浮気が起こってしまうのです。これはタイプ5の人が注意しておきたいところです。
エニアグラムタイプ5の仕事関係は?
エニアグラムタイプ5の人の仕事関係はどうなのでしょうか?
タイプ5の仕事の特徴
エニアグラムタイプ5の人は仕事をするときに、こんな特徴があります。
ひとりで進める仕事の方が得意
エニアグラムタイプ5の人は、チームで行う仕事よりもひとりで取り組む仕事の方が生き生きとしています。傍目には変化は見えませんが、本人の気持ちとしてひとりで取り組む方が自分のペースが守られるため楽なのです。
仕事が細やか
エニアグラムタイプ5の人は、仕事が細やかです。分析も人が気にしないところまでしっかりと分析していますし、その考察も非常に深みがあったりします。細やかな仕事をします。ただ、そのため時間を要しやすく、深夜まで残業していることも多いです。
難しいことを簡単に説明するのが得意
エニアグラムタイプ5の人は、本当は非常にややこしくて難解なことも、頭の中で整理して、誰にでもわかりやすいように簡単に説明をするのは得意です。
タイプ5の適職
エニアグラムタイプ5の人は、研究者や大学教授、学者など、何かひとつのことを長い時間をかけて突き詰めていくスペシャリストが向いています。また他にもプログラマーや技術士などの機械と向き合うような仕事も向いています。 他には、地質調査技技士、考古調査士といった地道に作業を進めることで発見することがあるような仕事も向いています。節約も好きですので会計士や税理士なども向いているといえるでしょう。 タイプ5の人は、ひとりでマイペースに進めることが出来る仕事で、分析力や情報収集能力が生かせる職業を選ぶと、その実力がいかんなく発揮されます。医師なども向いていますが、最近は患者さんの心理面への配慮なども必要とされるため、そういった部分にやりづらさを感じるかもしれません。
エニアグラムタイプ5のストレス時と安定・成長のタイプ変化は?
ストレスがかかると、人は性格に変化をきたします。ストレス時にはどのタイプになるのでしょうか?また安定し成長すると、どのタイプに変化していくのでしょうか?
ストレス時のタイプ変化は?→タイプ1
エニアグラムタイプ5の人にストレスがかかってくると、少しずつタイプ1の悪い面のほうに移行していきます。タイプ1はタイプ5と同じ知的なタイプですが、悪い面が出ると、完璧主義になり突き詰めるあまりオーバーワークになってしまうところがあります。 また自分がやり切れていない部分が目に付き、イライラが募ってしまたりもします。また、人の出来なさにも目がいってしまい、それに対して「自分だけ働いている」と憤りを覚えがちになります。 エニアグラムタイプ5の人は基本的に人を気にしないタイプなのですが、あまりにもストレスがかかることによって、人の悪い面などだけが目につくようになるのです。人の行動でイライラするときは、ストレスがかかってきているので注意しましょう。
安定・成長時のタイプ変化は?→タイプ3
エニアグラムタイプ5の人は、安定し成長をするとき、タイプ3のいい面に傾いてきます。タイプ3は目標に向かって達成する力があるだけでなく、それを周りにも影響されて全体で達成する力とすることが出来る人です。 タイプ5の人はどうしても、ひとりの力で動こうとするところがあり、周りが放置されがちです。でも安定してくると、周りにも気が配れるようになり、少し相手の気持ちを汲んだりすることも出来るようになります。 そうなるとタイプ3の周りとともに達成するという力に発展していくことが出来るのです。そうなれば、一人で行う仕事もできますし、チームで仕事をしても実力をしっかりと発揮することが可能なのです。
エニアグラムタイプ5のウイングは?
エニアグラムタイプ5だけで性格を語れるほど人は単純ではありません。タイプ5のウイングタイプはタイプ4とタイプ6です。どちらかのウイングの影響もしくはどちらも影響を受けて性格が形成されています。
タイプ4をウイングに持つタイプ5
9タイプの中で一番ロマンチストなタイプ4。美しいものに囲まれていたい、人生の深さを知りたい、自分の存在意義を知りたい、そんな哲学的なタイプ4。タイプ4をウイングに持つタイプ5と言うのは、より論理性が強まります。 持論を人に語るのが大好きで、「すごい考えだね」と褒められることに喜びを感じます。また常に頭の中では哲学的な理論でいっぱい。時に「生きるってなんだろう」と口にしたりします。 プラネタリウムに行っても、その美しさへの感想ではなく、宇宙の摂理について熱く語り、そこから自分の生きる意義にまで思考が及んでいったりします。周りからは、ちょっと変わった面白い人と見られがちです。天才に多いタイプでもあります。
タイプ6をウイングに持つタイプ5
タイプ6をウイングに持つタイプ5は、より仲間を大事にします。タイプ6は仲間思いで努力家。愛情深く、その情報収集能力や分析力を自分の好奇心を満たすためだけではなく、人に対しても惜しみなく使うことができます。 例えば、仲間と旅行に行こうという時に、率先して計画を練りますが、タイプ6をウイングに持つタイプ5の人は、みんなの行きたいところや好きそうなところをリサーチして、みんなにとって楽しい計画をたててくれます。 そういう献身的なところが加わっているのがタイプ6をウイングに持つタイプ5なのです。周りからも好かれやすく、マメな人、内助の功タイプの人が多いです。
エニアグラムタイプ5の相性のいいタイプは?
エニアグラムタイプ5と相性がいいのは、どのタイプなのでしょうか?
相性のいいタイプその1:タイプ7
エニアグラムタイプ5の人と相性がいいのは、人生を楽しむことに全力を傾けているタイプ7です。タイプ7の人は、好奇心が強く、タイプ5の人の知識の幅を広げることに貢献してくれます。またタイプ7の人は行動的ですので、タイプ5の人を引っ張り出して新鮮な体験を提供してくれます。 また、タイプ7の人というのは、不安定になってくると暴走しがちで感情に振り回されてしまうところがあります。そういった時に、タイプ5の人が冷静に説得し、暴走をおさめる役割を果たすことができます。お互いに短所を補填し合える、良い相性と言えるでしょう。
相性のいいタイプその2:タイプ9
タイプ9の人は、平和を重んじる人です。仲間同士の関係を良好なものに保つために奔走することに生きがいを感じます。一見とっつきにくいタイプ5の人とも、タイプ9の人はうまく気持ちを汲んで関わることができます。 また周囲との軋轢が起こってしまった時も、タイプ9の人は、うまく間を取り持ってくれます。逆にタイプ9の人が不安定になると、自分の殻に閉じこもろうとするところがあります。そういった時に、客観的な意見を出せるタイプ5の人の言葉は、立ち直るのに役立つでしょう。
人と連携する柔らかさを持つタイプ5は強い
元々依存心も低く、自分の世界をしっかりと持っているタイプ5は精神的に強いです。ただ、唯一の弱点は人との連携が苦手であること、人に頼るのが下手なことでしょう。 もしタイプ5の人が、人に頼ることを恐れず、また人の意見と自分の意見をすり合わせていく力をつけることが出来れば、より精神的にタフな人になれます。また、そうなることで、よりその探求心や突き詰める力が発揮されます。 人は経験を重ねてていく中で少しずつ柔軟さを獲得していきます。10年後のあなたがもっと柔軟で強い心を持っているかどうかは、あなたの今の経験次第です。少しずつ人に頼り、意見をすり合わせる経験を積んでいきましょう。
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